当時は高校を卒業してまだ間もない時期でした。
フリーターであった私は色々なアルバイトを転々としましたが、なかなかこれといったものがなく、
まだフリーター歴数ヶ月だというのに働く事に多少嫌気が差してきておりました。
そんな中、半ば投げやりな気持ちで求人広告を眺めて適当に決めたのが建設業のアルバイトでした。
この記事の目次
伊藤建設でアルバイトをし始めた
私は京都府京都市の有限会社伊藤建設という会社でアルバイトをする事に決めました。
その理由は何といっても日給11,000円という高額に魅かれたからでした。
そうして私は朝6時半に会社へと向かいました。
会社の敷地は広かったので車を停める事ができ、私は自動車通勤をしておりました。
伊藤建設の工事現場での仕事内容
そんな建設業の仕事内容ですが、早朝に会社へ集合してそれぞれ割り当てられた現場へ車で向かいます。
人数はその日、現場によって様々で10人位の大人数で行く事もあれば、1人の日もあります。
そんな工事現場での仕事内容といえばやはり力仕事ではあるのですが、会社が請負っていたのは鳶・土工・雑工事の類でしたので、大工や左官のような専門職ではありません。
初心者は資材運びや清掃という簡単な仕事
また当時の私は全くの初心者でしたので、割り当てられた仕事というのはごく単純なもので、資材運びやガラ出し、現場内の清掃でした。
そんな現場仕事での上司や先輩は何故か強面でガラの悪そうな人が多く、当初は緊張していました。
しかしそういった強面の人達も私が真面目に仕事をしていれば何気に親切な人が多く、
休憩時間にジュースをおごってくれたり、色々な仕事を教えてくれました。
慣れるとコンクリートも扱えるようになる
そのお陰で当初は清掃や物を運ぶといった単純作業しか出来なかった私も、
気がつけば足場を組んだり土間コンクリートを均したり、少しばかり専門職的な技術も身に付き、
最終的には図面を見てある程度の作業がこなせるようになりました。
建設現場でアルバイトをしてためになったこと
そんな建設現場でアルバイトをして為になった事と言えば色々ありますが、
やはり現場と言うのは非常に多くの職種の方々が集まって稼働していますので、臨機応変で容量の良さが問われます。
そういった臨機応変、容量の良さは建設現場に限らず他の業種でも大事な事なので、大変良い経験になったと思います。
また建設現場は仕事環境に慣れるまでは心身共に非常に過酷です。
そういった状況を何とか培った根性は今後どこへ行っても負けないという自信に繋がります。
最後に
しかし現場で働くデメリットも多少はあります。
それはやはり危険な仕事なので、ちょっとした不注意による怪我や事故が起きる事です。
そういった事のないよう十分に注意する事が大切です。