就職氷河期と言われた世代に、外資系の自動車メーカーに新卒入社しました。
業務は営業アシスタントです。
自動車が好きだったことがシンプルに入社理由だったのですが、思った以上に「男性社会」で、上下関係の厳しい企業でした。
自宅より1時間ほどかかるところにある支社に毎日電車通勤しておりました。
自動車は好きだったのですが、業務内容が思い描いていたものと異なったこと…。
自動車業界で勤務するなら、一度自動車や経営について詳しく学んでから働きたいという気持ちが強くなり、退職を考えるようになりました。
しかし、今後の転職について考えると最低3年は勤務すべきとも考え、退職を留まっていたのです。
しかし、勤務中の交通事故に遭い、それを機に退職することにしました。
その際の上司とのやりとりや、退職前、退職後に注意すべき点についてお伝えしたいと思います。
この記事の目次
退職を意識し始めたら仲の良い先輩にまず相談する。
新米だったため、退職についてどのような段取りを踏めばよいのか、全くわからなかったのです…。
しかし、意外と上司や上席への報告、本社からの呼び出しなど、会社によりますが、やるべきことがとにかく多いです。
そのため、まず退職を考え始めたら、身近な信頼できる先輩や上司に相談してみることをおすすめします。
もちろん、最初は留まるように説得されると思いますが、ここは上手く流してください。こういったやりとりは定型文、テンプレートのようなものですから。
しかし、それでも退職する、となったときに退職の手続きについてや、その後の流れについて教えてもらえたり、手助けしてもらるでしょう。私も、自分の意思が固いことを相手に悟らせることで、観念したのか、その手順を教えてくれました。
退職後のことを考えておく。
漠然とでいいので、退職後は学校へ通う、家業を手伝う、海外へ留学するなど、プランを練っておくようにしましょう。
そのほうが退職後の行動がよりスムーズになります。
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退職のご挨拶は早めに。
退職が決まったら、ぎりぎりまで待たずにお世話になった上司、同僚、先輩へ挨拶をしておきましょう。
意外にちゃんと段取りを組んでいても、退職直前はバタバタしてしまうものです。
バタバタしている中で挨拶するよりも、余裕を持って、○○日に退職します。とお伝えした方が余裕がでます。
また、忙しいため挨拶をちゃんとできず退職してしまうと、あとあととても後悔します。
そうならないためにも、余裕をもってご挨拶できるようにしたほうがよいでしょう。
書類はすべて保管すること。
退職となった場合、会社よりさまざまな書類を渡されます。
保険について、年金について、給与の詳細について、契約についてなど、本当にさまざまな書類をたくさん渡されます。
あとあと必要になってくるものも多いため、ひとまずすべて保管し、あとで見直せるようにしましょう。
退職後の行動は早めに。
退職後は、保険証も切り替わるのでそれらの手続きを早めに行うことが基本です。
また、転職を希望している方、これから新しい職を探すという方はハローワークなど、仕事探しにつながるところで早めに情報を得るようにしましょう。
何かステップアップにつながることを始めるようにする。
せっかく今の仕事を退職し、新しいことを始めるわけです。
何か自分のステップアップにつながるような資格を得られたり、自分の資格や特技を活かせるような仕事を探してみましょう。
また,ステップアップにつながるような学校、資格の勉強を始めるというのもひとつの方法です。
クラウドソーシングを活用して、フリーの仕事をしてみるのもありでしょう。