私が高校二年の夏休み中にしていた家族経営の魚屋さんでのバイト口コミです。
口コミといっても、家族経営なので、参考になるかはわかりませんが、もし昭和から続く歴史ある魚屋さんでアルバイトをしたいと思ったら、私の口コミ的経験談が役に立つかもしれませんよ(笑)
では、バイト話の本題に入らせていただきます。
ファミリー経営の魚屋さんで刺身を出荷していく仕事
スーパーに刺身や切り身を出荷している、ファミリー経営の魚屋さんでした。
社員は魚さばき専門の社長とその弟子の二人、後はタレ塗専門、パック詰専門のパートのおばちゃん5人で形成されていました。
夏になると工場内が高温になり、焼作業が大変だったようです。
焼作業は60cm四方ぐらいの大きな網に、切り身を40枚ほど載せて、コンベア式焼機に網を設置するだけの作業です。
焼機は全長5mほどあり、中は上下式のグリルになっています。
機械を通ると両面が焼ける仕組みです。
単純な作業なのですが、私が一度大きな失敗をしました。
最初に「網は一枚だけ載せること!」と念を押されたのですが、慣れてくると2枚、3枚と乗せたくなるのです。
3枚までなら大丈夫でしたが、そのうち記録に挑戦したくなってきます。
4枚目の網を載せた瞬間、全自動魚焼機が詰り、ストップしてしまったのです。
原因は無茶をした私にあるのですが、誰も私を責めません。
どうやら全員この手の経験者だったのです。えーもうびっくりですよ。みんなチャレンジしたくなるのですね汗
タレ塗りとパック詰めはあまりやらせてもらえませんでした。
たれ塗りはエアスプレーを使用して塗るのですが、均一に塗るには熟練の技が必要なのです。
また、簡単そうなパックつめも、身が多い切り身と骨の多い切り身を、瞬時に見極める熟練の目が必要でした。
家族経営の魚屋の時給はさすがに低かった?
時給は630円、一日の作業時間は6時間でした。
学生の夏休み限定のアルバイトで一ヶ月ほど働きました。
私の人生の中でも、全体的に楽しかったアルバイトです。時給はちょっと低いですけどね。