大学時代の夏休みに1か月リゾートバイトやったけど、また学生時代に戻ってやりたいな【体験談・評判】

私が大学時代の夏休みにリゾートバイトを選んだ理由

私の通っていた大学は、とても勉強や、研究など日々しなければならないことの多い所で、とても忙しい大学生活を送っていました。そのため日々の中にアルバイトを含めることは難しい毎日でした。
大学二年の時に、夏休み期間のリゾートバイト特集というものをアルバイト冊子で見つけて、これだと思いすぐに電話しました。夏休み期間しっかり稼いでみたかったのです。

というのも、その前の年の冬にスノーボードと出会い魅了された私は、一式を揃えてまた冬に雪山で自分の装具で滑ってみたいという気持ちが強く、冬のための貯蓄をしたかったので、アルバイトをすることを決めました。

リゾートアルバイトの仕事内容とは？

私は、長野県の蓼科にある遊園地でバイトをすることになりました。私の担当は主にボート乗り場と輪投げコーナーでした。蓼科湖だったのですが、南側には蓼科山を望み、白樺林に囲まれ自然あふれる場所でした。バイトの部署は、大きく三つありました。

食堂担当や、併設されていたガソリンスタンドと、遊園地でした。その中で、高校生の時に、水泳部に所属していたことや、同じころにあった臨海学校でボートの練習があって経験があったこと、水泳部だったので、後輩の付き添いで漕ぐことも多かったので、自主的に希望しました。

スワン型と手漕ぎ型のボートがあり、釣りをしているひともいました。時々釣り券の回収をする仕事も手伝いました。仕事内容的には、朝と終了時に遊園地内のすべての遊具のカバーを、はずしたりつけたりすること。

メインは、ボート乗り場の管理全般。他には、時折、貸別荘の掃除をしたりしました。

もちろん、ちょっと大変なこともある

夏休みの8月1日から31日までしていたので、暑い日も多く、腕の皮は日焼けでぼろぼろになってしまいましたが、素敵な経験もありました。

輪投げコーナーで、小さな女の子がすべて外してしまって景品をもってかえられなかったのですが、おまけを渡すと[本当は、それが一番ほしかったの]と笑顔になり喜んで帰っていったのです。

なんだか、心が温まりました。

リゾートバイトはどれくらい稼げる？

日給は７０００円ほどでした。一か月住み込みでしたので、手取りは、２０万円ほどになりました。お昼には、事務所の奥で支給されるお弁当を食べました。夜は、一見旅館のような宿舎で、お膳ででてくる和食を毎晩いただきました。

そのため、食費でお金を使うことはなかったので、助かりました。

私が行ったリゾートバイトは２０歳～２２歳が多かった

アルバイトで集まったメンバーは地元の人もいましたが、年齢は、20か21、22歳が中心で、関西方面からきていた人も多く、いつも笑いが絶えない明るい職場でした。そして、みんな友達になりました。

時々豪雨のため待機しなければならないときは、みんなで輪になって座りとりとめもないことを話し笑いました。

夜は宿舎で売っているお酒でワイワイと酒盛りをすることもありました。一緒に過ごす時間が長く濃いので、他のアルバイトよりは、早く仲良くなれると思います。
丁度、流星群のタイミングの日があり、布団を橋の上に持っていき、三人で一つの布団にギューギューにはいり、真夜中星空を眺めて過ごしたこともありました。後にも先にもあれほどの流れ星をみたことはありません。わすれられない思い出です。

学生時代に戻れるのならまたリゾートバイトを選びたい

自分自身は、それが最後のリゾートバイトになってしまいました。やはり、勉強や研究が一か月できないと遅れが生じてしまいアルバイトをすることは、あきらめてしまったのです。

楽しくて緩いアルバイトをしながら過ごす日々よりも、楽しいけど厳しいこともあるバイトを選んだほうが、後々、自分の心の中のページに色濃くのこるかけがえのない時間に必ずなるはずです。思い切って今の環境からぬけだし思い切って飛び込んでみることをお勧めします。もし、自分が学生時代に戻れ、なんの縛りもなければまたやってみたいなと思います。