料亭、旅館の配膳アルバイト体験談【体験者は高校生】

料亭、旅館の配膳アルバイトってどんなことするの?

 

高校3年生の時にとにかく高い時給をもらいたいと思っていて面接に行ったのが着物を着た配膳の仕事です。

面接に行った時は本当は年齢的に18歳はとらないんだけど大人っぽいから合格と言われて仕事することになりました。

 

着物を着たことがなかったので配膳の派遣会社の人に着物の着付けを一から教えてもらいました。

 

最初は着付けを覚えるのに時間がかかり、家でも練習しました。

バイトが始める1時間前に着付けをしに行きましたが、

着付けの早い人は30分前に入っていてすごいなあと思っていました。

 

主に派遣先はホテルの料亭で宴会の時に呼ばれることが多かったです。

基本的に夕方6時から4時間でまかないもついていてタダで美味しい食事もできてすごくよかったです。

 

バイトは年配の方が多くて最初はどんな風に接したらいいのかわからなかったのですが、

気さくな人ばかりだったので人間関係はよかったです。

 

その時は草履だったので暇があれば一番下っ端な私は、

他のおばさんがたの草履をとにかく履きやすい場所に置いておくようにしました。

 

着物を着ていくうちに30分もあれば着れるようになったので、

最初にたくさん練習しておいてよかったなあと思いました。

 

あなたの料亭、旅館の配膳アルバイトの時給っていくら?

時給は1000円です。

高校生の私にとってはとても高額で受かった時は本当に嬉しかったです。

 

料亭、旅館の配膳アルバイトで学んだことって?

着物の配膳をするバイトでは色々なホテルや料亭に派遣されました。

一番多かったのはかにの料亭で宴会の時がたくさん呼ばれました。

 

80人から100人の宴会が多く、運ばれてきた料理をどんどん運んでいきました。

普段の生活ではドジでしたがそのバイト中に料理を落としたりしたことは一度もなく頑張っていました。

 

宴会はだいたい2時間から3時間でそのあと片づけをしているとあっという間に4時間が過ぎていました。

バイト中に暇疲れするのが嫌だったので忙しい仕事の方が私は向いてるんだと配膳の仕事をして思いました。

 

1つの宴会を担当すればバイトの時間が過ぎるので達成感というか、

やりきったという気持ちも味わえていたように思います。

酔っぱらって抱きついてくる人とかいても、他の働いているおばさんが守ってくれて上手く交わす知恵も身につきました。

 

何度かホテルでは朝食スタッフとして入っていた時には、

テレビで見るような料理長が下っ端を怒鳴るという場面が多く、

こういう世界って本当にあるんだと高校生ながらちょっと怖かったのを覚えています。

 

料亭やホテルでは年配の人が働いていたので敬語は必須で、

上下関係についても大事だったのですが、部活をやっていたおかげでその点は慣れていたのでよかったかなあと思います。