ラーメン屋「一風堂」のバイトについて
私は女性ですが、大学生の時、情報誌でバイトを探している時に一風党のオープニングスタッフ募集という見出しを発見。
時給900円と高額のバイト料に惹かれてすぐに電話をかけました。
面接時はとにかく頑張りたい気持ちを伝えて受かった時はとても嬉しかったです。次の日から研修が始まりました。
注文の取り方やラーメンの持ち方、一番苦戦したのがグラスの持ち方です。
上手な方だとグラスを両手で6つほどもてるので何度も練習しました。
おぼんでもよいと言われましたが、おぼんをおく場所がなかったのでとにかくグラスを持つ練習をたくさんしたのを覚えています。
そして一番大切なのは笑顔とかけ声だということを教えてもらいました。
元気がいいラーメン屋として一風党有名だったので返事等は特に何度も練習しました。
はきはきと元気よく、研修は半月続きましたが学ぶことが多かったので研修を受けてとてもよかったと思います。
そして開店時はたくさんのお客さんが来てもうへとへとになりながらも開店したばかりということもあって責任感をもって仕事していました。
洗うのはすべて食器洗い機だったので注文やラーメンの提供、卓上の整理、
トイレ掃除が主な仕事だったのでバイト中はあっという間に時間が過ぎてとても楽しいバイトでした。
ラーメン屋一風堂で学んだこと
最初ラーメンの仕事は働いている人は年齢層が高めだと思っていたのですが、
オープニングスタッフはすべて大学生で同じ年ごろの方も多く、毎日楽しくバイトしていました。
ちょうど店長のドキュメンタリー番組をとりにテレビ局の方がビデオをまわしていてとても緊張していたのを覚えています。
店長も話しやすい人だったので接客で迷うことがあればすぐに相談していました。
バイト、正社員関係なく仲間とお店を盛り上げていくということを大切に働くことのやりがいを教わった場所でもありました。
人間関係がよく、午後6時から10時まで働いていたのですが仕事が終わった後は友達と飲みに行ったり、友達もたくさん作ることが出来ました。
仕事に対しては礼儀や態度はとても厳しかったのでその時の経験は後の就職に大きな影響があったように思います。
時給900円でしたが、お金には代えられないほど、そのバイトではたくさんのことを教わりました。
10年ほどたった今でもそのバイト仲間と会うことも多いので、一風堂で働いていたことを今でもよく思いだします。
オープニングスタッフはみんな同じスタートなので教え合ったり、刺激し合ったりする連帯感みたいなものが生まれたように思います。
私には一風堂のバイトはとても楽しかったです。