私が専門学生の時、平日はほとんど授業で拘束されていました。決してアルバイトが禁止されていたわけではないのですが、アルバイトをする暇がありません。
それでも出来る物があれば、私もアルバイトをしたいと探していたのです。
この記事の目次
私が選んだバイトとその理由
とはいえほかの生徒も見ていると、やはり学業とバイトの両立は簡単そうではありませんでした。
そこで私は単発で出来るアルバイト、また週末出来るアルバイトを探すことに。
そんな時に出会ったアルバイトがこの呉服屋の着物ファッションショーです。求人は地元新聞の折り込み広告で見つけました。
バイト期間は全部で3日間。そして報酬は1万円という価格だったので安いかな?と思いましたが、面白そうなので思い切ってやってみることにしました。
「呉服屋」へ。バイト先のご紹介
私は当時山口県山口市に住んでいましたが、そこにはある大手の呉服店がありました。
訪問着・振袖・喪服など地元の人なら、そこに行かないという人はいないくらい、実績のある呉服屋さんです。
そしてそんな呉服屋さんが毎年行っているのが、振袖のファッションショーでした。
新作の振袖や芸能人デザインの振袖などを紹介するために披露するもので、見にくる観客は美容師や一般人、そして成人式を迎える親子などでしたね。
そのファッションショーでは20点を超える振袖が紹介される予定でした。
しかし着物を着るにはメイクや着付けに時間がかかりますし、プロのモデルばかりを雇うわけにはいきません。
そこで一般人の女の子から募集してファッションショーを行っていたのです。
呉服屋ってどんなバイト仕事をするのよ?
バイトは全部で3日間。はじめの1日目は、どんなことをするかの説明会で約2時間ほどで終了。こんなバイトで良いのか?と思うほど簡単でした。
2日目は、メイクと衣装合わせ。この時に担当美容師と初対面し、自分に合う着物を選んでもらい、実際にメイクと着付けを行いました。これも半日ほどの作業でしたね。
そのアルバイトの集大成が、3日目のファッションショー当日。当日は昼ごろに会場に行き、メイクや着付けを行い、15時から行われるショーに備えます。
一度着物を着ると脱ぐことはできません。
私は着物慣れしていないので、動きがぎくしゃくすること、そして草履でランウェーをきちんと歩くことができるかどうかということがすこし心配でした。
呉服屋のバイト仲間はどんな人?
バイトの女の子はみんな同世代で若い子が多かったです。そのため休憩室では和気あいあいと過ごすことができました。
またみんなバイトではありましたが、モデルという響きでちょっとハイテンションであったことは間違いありません。
呉服屋のバイトへの送迎は?
1日目と3日目は、自分の親の送迎で向かいました。地元だったので、車でも約10分程度。ただ地方なので公共の乗り物を使用してその場所に行くのは難しかったです。
2日目の美容師の打ち合わせの時には、美容師の送迎でした。これは美容院で打ち合わせをしたからです。
やはり近いところでバイトが出来るということは、通勤時間もかかりませんし便利だなと実感しました。
実際の呉服屋でバイトして報酬・時給はいくらだったか?
アルバイトとしての給料は、3日間で1万円でした。
しかしそれとは別に、使用した着物着用時の着物用下着やメイク道具などのプレゼントがあったので、現金とは別の現物支給があったという感じです。
そのためお得感満載のアルバイトでした。