この記事の目次
はじめに
進学や受験時期を迎え、塾選びを考えているご父兄の方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ通わせるとなると、「どこの塾が良いか」「講師はどんな人か」など悩んでしまいますよね。
そこで今回は、私の塾講師の体験談をお話しします。少しでもご参考になれば幸いです。
スクールIE講師になったきっかけ
大学生の友人がスクールIEで講師のアルバイトをしていて、私が英検準一級を持っていると塾の方に話したところ、「講師不足になので入ってくれないか」とスカウトされました。
スクールIEは大学生のアルバイト講師が多く、私などあまり有名大学ではないので最初は躊躇しましたが、子供たちの役に立てるならとやってみる事にしたのです。
試験に合格しなければ講師にはなれない
スカウトされたと言っても、まずは試験を受けます。数学と英語と国語で、中学生から高校レベルの問題でした。
この試験である程度の点数が取れないと、講師をすることはできません。実際友人も、同じように試験をパスして講師になったそうです。
すばらしい人間性や資格を持った講師陣が揃っています
次に室長と呼ばれ塾の責任者と面接をしました。室長が言うには、「面接は試験よりも大切」とのこと。講師には人間性やスキルが試験の点以上に必要なのだそうです。
実際私の面接したスクールIEでは、教育学部に通う大学生が多かったのですが、どうやったら解りやすく教えられるかなど熱心に研究をする前向きな学生ばかりでした。
私の場合も教育学部に通っており、将来は中学校か高校の英語の教師になりたいと思っています。
この将来への思いや、エージェントに頼らず自分で手続きをした留学体験などを話し、結果として雇ってもらえることになりました。
また、数検・漢検・英検やtoeicスコアなどを持っていることも条件のひとつです。
塾の雰囲気
塾で働くことが決まったら、まず研修がありました。講師としての授業の仕方をきっちり教え込まれます。
スクールIEは集団授業もありますが、個別の授業が多く、1対1や1対2の場合もあります。机には仕切りがしてありますので、隣の生徒が気になる事はありません。
決まった教材もありますが、その生徒自身の進度に合わせて進めていきます。宿題はクラブ活動などもあるので、生徒に合わせた量でプラン作りを心がけました。
生徒との接し方
まず、お試しの体験学習をしてもらいます。苦手な教科、成績を上げたい教科で申し込み、講師も女性か男性かなど希望を選べました。
もし体験でこの先生とは合わないと思ったら、違う先生にチェンジもできます。
この体験学習で何度か入塾希望者を教えたことがありますが、その生徒さんが私を指名して入塾してくれた時はとても嬉しかったです。
親御さんからも生徒の性格や勉強への希望を詳しく聞き、できるだけ希望に沿えるよう努力していました。
成績は上がるのか
どの子も半年ほどで成績が上がりました。1対1で解らないところを集中して教えられるというのが良かったのだと思います。
その子の良い所を見つけ伸ばすことで、やる気スイッチを押してあげられたのかもしれません。
また、私が講師をしているスクールIEは、教え子の成績が上がると講師の給料もupするシステムになっているので、その分、講師のモチベーションも上がっていると思います。