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アルバイトを探した理由と選んだ理由
地元の専門学校に進学し、自宅から学校に通っていた私。自宅から通っていたので生活費はかかりませんし、まだ学生だったためお小遣いとしていくらかはもらっていました。
とはいえコンパや飲み会などお金はかかりますし、その都度臨時のお小遣いをもらうのは気が引けます。
そこで私は、アルバイトで自分の自由になるお金が欲しいと思ったのです。またバイトをするなら、社会経験にもなるようなバイトを選びたいと思いました。
老舗旅館アルバイトの見つけた方法
アルバイトの情報誌などがいろいろあったため、アルバイトを見つけることは難しくありませんでした。
しかも私の住む山口県には温泉地があり、そこではいつもアルバイトを募集している状態。実際私も温泉地に狙いを定めてバイト先を探しました。
そこで見つけたのが老舗旅館です。ここは温泉の質もいいし、各界から著名人が訪れるという有名な場所。そのためバイトであっても教育が厳しいと言われていました。
その分、接遇などについて勉強できるのではないかと思い、そこに決めたのです。
老舗旅館バイトへの通勤手段
私が住んでいたのは山口県山口市。アルバイトは長門市。
少し離れていましたが、山口市からもバイトで通う人がいて、みんなで一緒にバイトに行くことができたので、自分が運転して通うということはありませんでした。
学生で運転免許は持っていましたが、自動車は持っていなかったので、送迎付きというバイトはとても便利でしたね。
老舗旅館バイトの内容と教育
そんな私が行ったバイトは、老舗旅館の仲居です。主に週末の夜にアルバイトをしていたので、食事の準備から宴会までをほかの仲居と担当しました。
はじめにアルバイトに入った時には、料理の説明、そして配膳の仕方、またお客様への接遇方法など一通りの教育があります。
また服装も着物に似た和装で、これを着用したうえで配膳をするのは、慣れるまで難しかったですね。
ただ、あまり見ることのできない高級な料理を配膳するという機会が多かったので、料理に対する知識も増やすことができました。
老舗旅館バイトをしていて大変だったこと
バイトをしていて大変だったことは、熱い物を運ぶ機会が多く、手の指紋がなくなってしまうほどだったこと。
ベテランの仲居さんたちは慣れているので、もう熱くないと言っていましたが、慣れていない人にとってはその配膳が地獄のようでした。次第に慣れることはできましたが…。
次に大変だったことは、宴会のお客様のお酌をしなくてはいけないこと。
もちろんお酒をお酌するだけならいいのですが、自分も進められてしまうので、それをやんわりとお断りするのが大変でした。
老舗旅館バイト先の人間関係はどうだったのか?
宴会には複数人の仲居が入るので、いつも誰かの目で動きをチェックされており、緊張していました。
反面、お客様に絡まれそうになった時には、先輩の仲居が助け船を出してくれたので、いつも助けられていましたね。
その点ではみんなで仕事をするというメリットが大きかったです。
仲居は全員女性でしたが、お互いに話しをする時間もあまりなく、いつも仕事に集中という現場だったので、人間関係が悪いということもありませんでした。
老舗旅館アルバイトの報酬は?
アルバイトの報酬は、時給800円でした。
土日の夜なのに安いかなと思いましたが、通勤にはお金がかかりませんし、バイトの日も融通が利いたので、このバイトの報酬に不満はありませんでした。