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当時の状況
私は4年ほど前の大学生時代、当時住んでいた宮城県富谷市の温泉施設「湯ったり苑」でバイトをしていました。
実家からすぐ近くの施設だったので自転車で5分、歩いても10分程度でした。
バイトの時給
はっきりとして金額は覚えていませんが、
9時~18時が750円、
18時~22時が850円、
22時~24時は900円以上
というように時間ごとに金額が変わっていました。
温泉施設でのバイトの内容
その施設では入浴の受付、食事処のパントリー、厨房、施設の見回りなどの仕事があり、私は主に受付とパントリーを担当していました。
受付の仕事は、お客様から入浴券と下駄箱のカギを預かり、交換に浴室のロッカーのカギを渡すというものでした。
そしてお風呂から出てきたお客様のロッカーキーを預かり、下駄箱のカギを返すという流れになります。
一見簡単な作業のようですが、お客様の中には上段のロッカーを使いたいという方や、隣に人がいるのは嫌だという方がいて、全ての要望に応えるのは難しかったです。
また、お連れ様同士で近くのロッカーにしたり、子どもには下の段を用意したりと常に配慮が求められました。
パントリーはビールやジュース、ソフトクリーム、などをカウンター越しに提供します。
また、定食や揚げ物など、厨房が料理したものをお客様に受け渡す仕事でした。
ソフトクリームは最初全くうまく巻くことができず、何度も失敗しました。
次第にコツをつかみ、10回ほどチャレンジするとようやく満足するソフトクリームを作ることができました。
次から次へと注文が入るので、常に同時に二つ以上のことを求められ、頭も身体もフル回転で働いていました。
温泉施設でアルバイトをしたメリット
温泉施設ということもあり、当時その施設ではバイトの後に温泉を利用できました。
私がバイトを辞めた後、利用できなくなったという話も聞きましたので、現在はわかりません。
また食事処のメニューも安く食べることができました。
一人暮らしのバイト仲間は、「バイト先で夕食を食べお風呂に入ることができるから助かる」と言っていました。
また、温泉やサウナについて詳しくなりました。
お客様より聞かれることもあるので、効能やサウナの入り方など学びました。
温泉施設でアルバイトするデメリット
温泉施設「湯ったり苑」でアルバイトをするデメリットは特別感じませんでしたが、立ちっぱなしで足腰が痛くなることがありました。
あとは、パントリーを担当すると全身揚げ物の臭いが付き、その後どこにも出かけられなくなることがありました。
これは結構痛いデメリットでした。
先輩との人間関係
大学1年生の時にバイトを始め、「湯ったり苑」では当時は同じ大学の先輩たちが多くバイトしていました。
教科書を貰ったり、おすすめの授業やテストのことを教えてくれたりと、とても仲良くして頂きました。
校内で会うと声をかけてくれることもありました。
飲み会をしたり、車で出かけたりと楽しい思い出がたくさんできました。
大学では特にサークル活動をしていなかったので、年上の方と話す機会がなかったのですが、バイトを通じて先輩と交流できたのでこれはとても良かったです。
バイトの経験を通して、肉体労働でお金を稼ぐことの大変さを学びました。
食べ物やお金を扱うことはとても緊張感があり、責任感が身に付いたと思います。
常に明るさやお客様への配慮を求められていたことで、次第に周りへの気遣いができるようになったと思います。
また、バイト仲間という年齢も性別もバラバラの友人ができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
温泉施設「湯ったり苑」でのアルバイト経験は、バイトで手に入るお金以上に得るものがたくさんあったと思います。