私は数年前に営業職から飲食業界へ転職をしました。その際の体験談になります。面接を受けたのは居酒屋、全国展開するファミレス、などです。
その中で、実際に就職した会社は地元の宮城を中心に全国展開をしている企業「利久」です。その時の面接までの流れなどを口コミや評判として聞いてみたいといった声もあると思うので、私が経験したことを書かせていただきます。
この記事の目次
飲食業界を選んだ理由
まず初めになぜ飲食業界に身を置こうかと思った理由ですが、学生時代から「接客業」を中心に仕事をしてきました。接客業と言っても飲食店の他にもたくさん存在しますが、飲食店を経営する会社は実力主義の会社が多いのが理由です。実力をつけて若いうちから幹部を目指してみたかったのです。
主に宮城県内、仙台市内にお店を構える会社を受験しました。転勤は仕方ないと思っていましたが、出来るなら地元の宮城で働きたいと思っていました。居酒屋などは勤務時間が深夜になってしまうことが多いので、自分が家族を持った時に家族に負担をかけてしまう可能性があると思い断念しました。
全国展開するファミレスは、やはり転勤ありきでの採用となる事が多いため自分の希望に合わない可能性があると思いました。
実際に就職した現在の会社は全国に展開を始めていますが主に宮城県内に店舗を多く構えています。したがって万が一転勤となった場合も宮城県内に留まれる可能性が高いと感じ、入社を決めました。
利久の面接場所はどこなの?
面接は自宅から1番近い店舗で行われました。多くの場合は自宅から近い店舗もしくは入社後、配属される可能性が高い店舗にて実施される事が多いようです。
私の場合は車で面接場所の店舗に向かいました。それまで面接は何度か経験していたので緊張はありませんでした。面接には事前に指示された履歴書と職務経歴書の2点を持参して行きました。
中途採用の面接でしたので、私以外に入社希望の方がおらず、面接官1名と私とのマンツーマンでの面接となりました。オープン前のお店にて実施された為、開店準備をしているスタッフの方が数名いました。
対応してくれた面接官はどんな人間だった?
お店の個室を利用し、会社の人事部長と面接を行いました。入社後に聞いた話ですが、その人事部長はかなり厳しい方だそうです。しかし面接時はこちらが緊張しないように配慮して頂いてリラックスして面接に臨むことが出来ました。
面接の内容ですが、主に私の職経経歴書を見ながら今までどんな仕事をしてきたかを聞かれました。新卒で入社した会社はパチンコ店でした。そこで5年ほど勤め役職も経験しました。その時の仕事内容や退社した理由を聞かれました。
利久の面接の質問内容はこんなのがきた?
私は正直に「体がキツかった」などマイナスと思われそうな事も正直に伝えました。そしてやはり全国展開していて県内店舗でも配置換えなどがあるため、転勤は可能かと聞かれました。
私はその時は独身者でしたので「転勤自体は可能ですが、可能なら県内を中心に働きたいです」と答えました。実際には県外転勤は事例が少なく主に県内での異動が多いのが現実です。
他には直前の仕事が営業職だったため、店舗での勤務を経験後、事務所での仕事も出来るかと確認されました。(新店舗開発、外商関係など)私は営業の仕事自体は出来ないわけではなかったので、将来的には可能ですと答えました。
面接官の方からは、即戦力として期待している。5年後に店長クラスの役職に就けるように頑張って頂きたいと言われました。
面接の採用についての合否連絡がきた
合否については面接時に、採用という返事を直接その場で言われました。飲食店での業務経験もあり接客業も得意であることを評価して頂きました。
配属店舗に関しては後日連絡となりましたが、自宅から1番近い店舗に配属してもらいました。多くの飲食店は不合格の場合、連絡が来ない(来ても簡易的な書類のみ)場合が多いようです。
現在の飲食店の状況について
また、多くの飲食店は人材確保に苦労しているため、面接時に良いと思えばその場で採用を言われる場合が多々あるようです。面接官が人事部長や、エリア統括など上の立場の人間が担当する場合はより可能性が高くなると思います。飲食店は経営会社や各店舗により状況は様々です。
一般的には給与水準も決して高いとは言えません。人材も不足しています。なので企業側は即戦力を求めているのが現実です。また合否に関わるとはいえ、自分が働く場所を決めるわけですから、聞かれた事には正直に答えるのがベストです。