私は大学時代、宅配ピザの『シカゴピザ』でアルバイトをしていた経験があります。このお店の所在地は当時長崎県長崎市にあり、私は1年半程勤務させてもらい店までは徒歩で通っていました。ピザ店のアルバイトには職種が2つあり、1つはピザを注文先まで配達するデリバリー業務です。もう1つは配達するピザを作るメイクの業務です。ちなみに私はデリバリー業務として働かせてもらいました。
ピザ屋「シカゴピザ」のアルバイト内容
デリバリー業務の仕事内容を説明させていただくと出勤がやや遅めの10時出勤でメイクとデリバリーには差があり、メイクの方は30分早く出勤していました。タイムカードを押してから行う作業は店内と店外の清掃作業で店内は床を水を絞ったモップで綺麗に磨き、ピザをカットする台やカウンター席も布巾などで綺麗に拭き取ります。店外の清掃はお店の前に限らず通りに落ちている目立ったゴミも拾い上げていました。
オーダーを受け付ける時間になると直ぐに注文が入る訳ではないのでピザを入れる箱の組み立てに取りかかって補充するようにします。補充は箱だけでなくピザを食べるときに使用するおしぼりも同様です。またデリバリーにはピザのチラシを各家庭のポストに投函するという作業があり坂道階段の多い長崎市では大変な重労働でした。注文の電話に出る仕事はデリバリーやメイクのどちらかが出るということは決まっておらず、基本メイクがピザを作っていると手が空いているデリバリーが対応するという形でした。
地図がないと迷って泣きたくなる
注文が入るとスクーターに乗って配達先までピザを届けにいかなければなりません。この時に必要になるのが地図で、慣れない土地でピザのデリバリーをする人にとっては絶対に必要不可欠なアイテムになっています。地図で何度も確認しても迷ってしまうと逃げ出したくなるくらい焦ってしまいます。
しかし迷った時は冷静になり店に電話すれば頼りになる先輩が優しく目的地まで誘導してくれるので有り難かったです。
ピザ屋アルバイトのメリット
ピザ屋のアルバイトのメリットはデリバリーの方がメイクよりも時給が良いことでスタート時給が800円でした。その代わりデリバリーは常にバイクに乗っているので危険と隣り合わせになるという事を常に意識しなければなりません。実際にカーブでスリップして転倒してしまったこともありました。幸いな事に大ケガはしないで済んだのですがヒヤッとしてしまいます。
バイクが転倒するという事は当然ピザも台無しになってしまうのですが、故意に起こした転倒ではないのでピザを弁償させられるという事はありませんでした。むしろ店長や先輩スタッフからはケガが無いかなどの心配をされてしまいました。