【深夜は地獄】すき家で深夜のアルバイト「ワンオペ」体験談【大学生】

 

私は、留学費を稼ぐため、すき家で深夜滞のいわゆるワンオペ(従業員を1人しか置かず、全ての労働をこなす)に三ヶ月間ついていたことがあります。つい1,2年前に労働基準法違反で話題になったすき家のワンオペです。

 

家から一番近いすき家でアルバイトをすることに

 

ちょうど大学生のときでした。留学先の大学も決まり、両親への負担を減らすためできるだけ自分で自由に使えるお金を貯めておこうと思い始めたのがきっかけです。私は石川県金沢市内に在住していたのですが、近くにいくつも店舗があったので、運転免許をもっていないこともあり、家から最も近い店舗を選択しました。

 

最初はてんやわんや

バイトを始めるとすぐ、マニュアルもなしに軽い説明のみで、カウンターのほうへ出され、最初はてんやわんやでした。他の大学生の先輩方は結構優しい方だったのですが、それより年配の男性や主婦の方々は、仕事を辞めるその時まで、正直怖いとかんじていました。自分で言うのもなんですが、ほぼ実践ですき家での仕事についていろいろなことを学んだこともあって、比較的早い段階である程度の仕事をミスなくこなせるようになりました。

 

深夜のシフトは全てを1人でやらないといけない

バイトを始めて1,2週間が経って、今度は夜から深夜の時間帯に移動させられました。深夜のバイトは、店内のカウンターやドライブスルーの接客、調理、店内やキッチンの掃除・点検、在庫管理を基本1人でこなさないといけませんでした。

 

すき屋は慣れるまでが地獄だった

 

最初1週と数日間は、ヘルプで経験者の方がついてくれたのですが、その後は、なれるまでが地獄でした。ぽつぽつとお客さんが来店してくるぶんには構わないのですが、夜遊びを終えた学生や大人の方々がぞろぞろと(掃除や在庫管理で忙しい時間帯に)やってきて大量の注文をしてきた日には、もう半泣きの状態です。これにさらにドライブスルーが列をつくると、今度は逆に笑えてきました。

 

すき屋の深夜に牛丼のキングサイズはやめて

 

ここで、あなたにひとつ言っておきたいことは、深夜に牛丼のキングサイズを頼むのは、バイトの人達のためを思ってくれるのなら、控えてほしいということです。キング牛丼は、深夜の時間帯の仕込みが一気に消えてしまうので、さらに大変なことになってしまうのです(これは私がワンオペをしていた時のすき家の話ですが…)。

 

土木関係は短気な奴が多い

 

また、余談ですが、明け方にやってくる土木関係の方々がかなり気が立っている場合が多いので、一つのミスも許されません。深夜のワンオペを始めてすぐは、すごく怒鳴られて、メンタル的なダメージが多い日が続きました。

 
すき家の深夜ワンオペの日給は比較的高めで、3ヶ月でかなりの額を稼ぐことができました。また、自分の生活で身の回りのことを効率良くこなせるようになったことも、自分にとってのメリットでした。

 

つまり、自分自身を鍛えたり、修行するぶんには、最高の労働環境であったということです。渡米の日が近づいていたので、3ヶ月まるまる働いたのち、バイトをやめました。大学生の先輩方はすごくやさしかったことも印象的でした。現在は、すき家の深夜帯はおそらくワンオペではなくなっていると思うので、私のいた頃よりは随分と状況が変わっていると思いますので、全部がぜんぶ、参考になるかはわかりませんが、以上体験談でした。