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私が31アイスクリームでアルバイト始めるきっかけ
私は小学生の頃から、あるアーティストのファンでした。
高校生になったら自分で稼げて好きなだけライブに行けるし絶対に働くと意気込んでいました。
高校生になって部活には目もくれずバイトを早く始めようとしていました。
しかし、高校から近い大阪府堺市北区の祖母の家にお世話になるようになり門限が指定され全くいいところが見つからず何か月も経ちました。
何件か面接に行きましたが採用もされず高校1年生も終わりかけの2月に家の近くにあった31アイスクリームの求人を見つけすぐに応募しました。
そして面接をしていただく事になりました。
まさかの面接は一般的な問題を解かなければいけないテストもありびっくりしました。
問題はアメリカの大統領の名前を答える問題とか国旗をみてどこの国が答えるような問題だった気がします。
他にも面接に来てる方もいましたがその方も解いていらっしゃいました。
念願の初バイトスタート
まさかの採用されて人生で初めてのバイトが始まりました。
時給(多分900円)もこの時の高校生にしては高い方だった気がします。
初めてのお店の裏側とどきどきがいっぱいで楽しかった気がします。
みんなに31で働き始めたと伝えるとかわいいとか羨ましいととても言われました。
私は誇りに思っていました。
初めて自分で稼いでることにすごいととても感じていましたし大変だなともとても感じた気がしました。
初バイトの日はくたくたになって自転車で帰った記憶があります。
技術が試される仕事
人前でしゃべることがあまり得意ではなかった私にもお客さんからメニューを聞くことやアイスのテイスティングをすることにも慣れてきました。
その頃、このバイトの一番楽しい部分だと思われるアイスを掬う(スクープ)を教えていただく時が来ました。
腱鞘炎になる人が多いからそこは覚悟してって言われた気がします。
思った以上に難しく誰よりも才能がなかったと今となってはとても思います。
何度も練習させていただきましたが一向にうまくならず足手まといでしかなかったと思います。(悲しい)
「可愛さ」が全然ない仕事内容
みんなから褒められていたバイトですが、見た目とは違い体力がいる仕事でした。
なくなりかけたアイスをまるまる変える作業がなにより大変でした。
バックヤードの冷凍庫から5キロくらいのアイスを持ってきてっていう作業がなにより大変でした。
さらに、在庫を数えるために半袖の制服のまま冷凍庫で何分か作業することもあり高い時給をいただいている分働いたと思います。
厳しい大型チェーン店
とてもマニュアルがしっかりしているバイト先でした。
髪はまとめて前髪も1本も出してはいけなかったですし、もちろんのことピアスもダメでした。
爪も指との間までしっかり洗わなければいけなくブラシが置いてありましたし、秒数なども決まっていました。
あとエプロンのひもはわっかの部分と余っている部分は同じ長さにしなければいけないなど変わったことは多かったです。
いままで働いた中で一番しっかりした厳しい店舗だったと思います。
スペシャル特典
何よりよかった特典は先輩たちが味をお客さんに教えれるようになるためにアイスのすべての味を味見させてくれることです。
あとは自分で練習で作ったサンデーやシェイクをプレゼントしてくれることでした。
単価が高い31でただでおいしいアイスが頂けたのは学生の私からしたらスペシャルでしかなかったです。
シェイクを作る練習の際にも店長が何で作りたい?好きな味でいいよって言ってくださったのは嬉しすぎました。
あのときは本当にここで働いててよかったなと思えました。
私はオーナーとはあまり性格があわなかったのと自分の上達のしなさに腹が立って数ヶ月で辞めさせていただきました。
しかし、今思ってもバイトしてきた中で一番いい経験をさせてくれたバイト先だと思います。