ケーキ屋さんのアルバイトをしたい!と思われていたり、すでに面接で受かっているかもしれませんね。
この記事ではそんなケーキ屋さんに面接で受かったら、どのような接客をすればいいのか?
その点について、コツをご紹介していきます。
ケーキ屋さんというと色々ありますね。「銀座のコージーコーナー」「シャトレーゼ」「不二家」「シェ・シーマ」など・・・。
これら以外でもケーキ屋さん全てに共通して使える接客技術になります。
ちなみにケーキ屋さんに来るお客様は美味しさはもちろん、可愛いケーキを買うワクワク感や贈るお相手の喜ぶ顔を期待して来店してくださいます。
そんなお客様に満足して頂けるちょっとした接客のコツを7つご紹介いたしましょう。
少しでも参考になれれば幸いです。
この記事の目次
【1】圧迫感を与えないこと
ケーキ屋さんはカウンター越しに接客をします。
カウンターで物を選ぶという形態は「早く決めなくては」とお客様に強迫観念を与えてしまいがちです。
行列が出来ている時は別ですが、そうでない場合はお客様をリラックスさせてあげましょう。
「ゆっくりお決めください」と
笑顔で一声掛けるだけでもお客様は安心して選ぶことができます。
慣れてくればその後世間話を交えながらお客様の好みや用途などを聞き出してアドバイスをするのも良いですね。
【2】笑顔は当然
どんな接客業でも笑顔での接客は基本です。
特にケーキ店は女性のお客様や、男性でも女性に贈る用途で利用する方が多いので明るい雰囲気が求められます。
意外と忘れがちなのは、お客様がいない時の待機時間。
ケーキ店チェーンのほとんどはガラス扉なので外のお客様にも様子や表情が見えています。
チェーン店の場合は特に売り子さんが企業イメージの看板になりますので、勤務中の笑顔は絶やさないでくださいね。
【3】言葉遣い・呼び方に注意
もちろん敬語・接客用語も外してはいけません。
そして呼び方は
「お客様」
で統一しましょう。
「お母さん」「お父さん」など年齢を感じさせる呼び方をするのは失礼に当たります。
【4】自然なおすすめの方法
迷っているお客様にはさりげなくおすすめができるようになると、急かすことなくお互いの時間を短縮することができて一石二鳥ですね。
ケーキ屋さんのカウンター越し接客では緊張感を与えがちなので世間話のような感覚でお客様をリラックスさせ、自然にアドバイスしてください。
お客様との会話のきっかけは
「今日は暑い(寒い)ですね」
など無難な天候の話が一番和みます。
そして少し打ち解けてきた頃に
「今日はプレゼントですか?」
などとケーキ(商品)話題を切り出すとスムーズです。
お客様が悩んでいる様子なら
「チョコと生クリームどちらの方がお好きですか?」
などとショーケースに出ているケーキの中からお客様(又は)の好みを絞り込んでいきます。
会話が弾めばお客様の方から細かく相談してくることも多々ありますので焦らないで丁寧に対応してくださいね。
商品おすすめのコツは
『お客様との会話から好みを引き出す』
『お客様との会話を楽しむ』
ことです。
【5】梱包前にはお待たせする旨を一声掛ける
お客様が商品を選んだ後の待ち時間は意外に長く感じるものです。
「お時間少々いただきます」などの一声があればその感覚を和らげることができます。
大体の目安時間が分かるなら、それもお伝えすると良いですね。
【6】梱包は丁寧に
ケーキという商品は見た目も大切です。
持ち運ぶことを想定して崩れにくい梱包を心掛けましょう。
もし教わった梱包方法が分からなくなった場合は自己判断せず、落ち着いて先輩店員さんに尋ねるのがベストです。
【7】渡す時は底を持って丁寧に
いくらそれまでの接客が丁寧でも、商品を乱暴に扱うと台無しです。
特にケーキは型崩れしやすいデリケートな商品ですので、箱の底に手を添えて慎重にお渡ししましょう。
まとめ
ケーキ屋さんの接客はただ商品を売れば良いというだけではなく、イメージを売る仕事でもあります。
「次からもこのお店で買いたいな」と思っていただけるよう、
•明るく
•誠実
•丁寧な接客
を心掛けてくださいね。