リゾートバイトやスキー場のアルバイトを行う上でのコツがあります。
なるべくコツは知っておいて、いざバイトする時に失敗を減らしたいですよね?
そこで、リゾートバイトを行う上でのコツは9つありますのでご紹介いたします。
スキー場でのアルバイトをしたかったり、面接でもう受かっていて、ちょっとでもコツを知りたい場合、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
【コツ1】自分の得意なポジションに就く
スキー場のアルバイトと一口に言っても、その仕事内容自体は非常に幅広くなっています。
スキーやスノーボードのインストラクターを務める場合もあれば、リフトの係員をすることもありますし、備品の貸し出しを担当することもあります。
スキー場によっては、売店のスタッフをしたり、飲食ブースの配膳やキッチン担当をすることもありますし、総合で雇用されることもあるので、自分の得意なポジション(働く場所)を見つけるようにしましょう。
この点、アルバイトの経験が多少でもあると検討がつくのでリゾートバイトでもポジションの見つけ方は有利です。
得意なポジションがあるならば、面接の段階で「ファミレスでの厨房の経験があるので、厨房関係が比較的得意です。」など予め話しておきましょう。
なるべくこの段階で雇用のミスマッチを避けるべきです。
【コツ2】交通手段を確認しておく
スキー場は立地条件があまり良くないところも多いです。
アルバイトをすることになったら、実際に働く現場まで、どのようにアクセスするのかを確認しておきましょう。
ありえる交通手段
<1>専用のシャトルバス
<2>普通のバスを使って欲しい場合
<3>寮に泊まって500m程度しかスキー場までない場合=歩き
<4>旅館に泊まって、目の前がスキー場の場合は特に交通手段なし。
アルバイト用のシャトルバスが用意されている場合は、時間帯の確認をして、シフトの調整をする必要もあります。
【コツ3】「住み込み」や「宿泊」を上手に利用しよう
スキー場のアルバイトは、仕事の性質上期間限定になっています。
そのため、シーズン限定の住み込みアルバイトを募集している案件も少なくありません。
住み込みにかかる費用や宿泊施設は、現場によって条件が大きく異なっていますが、上手に利用すれば以下の生活費の節約が可能です。
「賄いが出るため=<食費>の節約に」
1日一食600円すると仮定して3食で1800円。1ヶ月リゾート地で働くとして30日。30日×1800円で5万4000円が浮くことになり、この金額全て節約できることになります。
「家じゃないから=<電気代>の節約に」
電気代は三人で生活して、1ヶ月で平均して1万円は掛かります。ストレスフリーに電気を気にせず一人で使ったとして6000円程度と仮定すると、1ヶ月間、リゾート地で働くことによって6000円前後も浮きます。
「飲み物も天然水が飲めるため=<飲み物代>を節約に」
ホテルや旅館のお水をいただけるバイト先もあるので、リゾートバイトで働いている最中はお水をもらえた場合、必然的にコンビニで買うようなペットボトル飲料を飲む回数も減ることが予想されます。
そのため自宅にいる時よりも飲み物代の節約になり、1日一本のペットボトル飲料を飲まなくなるとすると、1日120〜140円の節約になり、1ヶ月で3600円〜4200円も使う必要がなくなります。
「手洗いやシャワーなどを使わせてもらえるので<水道代>の節約に」
一人暮らしをしていたら水道代はそこまで気にならないかもしれませんが、一人暮らし水道代は東京都水道局によると1ヶ月で1938円ほど掛かっています。
住み込みのリゾートバイトをしていると、この1ヶ月1938円の節約になっていることになります。
出店:東京都水道局
「買う場所がないため=<服装代>の節約に」
リゾートバイトをしていると、場所がスキー場などばかり。当然ユニクロやGU、HVC、H&M、コンファームイルズ、ジーンズメイト、ZARA、BERSHKA、FOREVER21などの安くて手頃でおしゃれなチェーン展開されている服屋さんも、ないことがほとんどです。
そのため、服を買う機会が減り「1ヶ月も購入なし」なんてざらです。
よって、普段1ヶ月で2万円前後の服を買っていた場合、1ヶ月間の服装代は0円まで抑えることができます。
「遊びに行ける場所がないから=<娯楽費>の節約に」
1ヶ月の間にあなたはどれだけ外で遊びますか?
外で遊べる施設は都会に住んでいればいるほど、選択肢が多いです。以下の6つは大体ないので、娯楽費は0円に抑えることが可能です。
【1】ネットカフェや漫画喫茶
ほぼありません。リゾート地にあってもそもそも経営したところで元が取れないので当たり前ですね。こちらで遊ぶことができないので、ネットカフェ代も0円です。
【2】バッティングセンター
バッティングセンターも難しいでしょう。バッティング代も0円として勘定できます。
【3】ショッピングモール
リゾート地から車やバスで20キロ先には古いイオンショッピングモールがある可能性くらいはリゾート地でもありえますから、ショッピンモールで遊ぶことは不可能ではありません。離島の場合は可能性が少ないので0円にできます。もちろん近くにあったとしても、行かなければ0円です。
【4】カラオケ
上記の3つよりは、ホテルや旅館に内臓されてる可能性が一番あります。居酒屋などでもカラオケがありますから、カラオケ程度の娯楽は遊べてしまうかもしれません。ここは娯楽費0円とするのは難しいかも?
【5】ボーリング
こちらも比較的、リゾート地が古い施設なら場合によってはあるかもしれません。たまにホテル自体にあったりしますからね。とはいっても、ボーリング代も0円としていいでしょう。
もし、やりたい場合は事前の確認を行なった方が良いですね。
【6】ゲームセンター
リゾート地ですから、若者が遊びやすいゲームセンター系ももちろんありません。普段、1週間の土日に1回友達と行くと仮定しても、数百円〜数千円を節約することができます。
特に、都会にはよくある以下のゲームセンターはあることの方が珍しいですから、もし定期的にクレーンゲームやシューティングゲーム、音ゲーなどを遊ばないとストレスが溜まる場合には事前に確認しておくべきでしょう。
<1>セガ
<2>ファンファン
<3>タイトーステーション
<4>ラウンドワン
<5>アミュージアム
<6>ウェアハウス
<7>アドアーズ
<8>ナムコ
などのアミューズメント施設(ゲームセンター)はやはり、ありません。
以上が自宅で過ごしていれば掛かっていたであろう費用が全て0円になります。娯楽施設には行かなければ、という話になりますが。
ここまでの節約費用の合計でいうと、91,138円です。
この91,138円もの生活費を節約できるため、恐ろしいほど効率よくお金を貯めていけるので大学生には特に大人気なわけです。
【コツ4】給与以外のメリットを確認しよう
スキー場のアルバイトに向いているのは、やはり「スキー」や「スノーボード」が好きな人です。
特に、リフト券やナイターの利用料金が福利厚生として配布されるアルバイトはおすすめです。
働きながら、オフの日や終業後に、バイト仲間とそのスキー場を堪能することもできます。
人によっては、バイト仲間と仲良くなって恋愛に発展する場合も普通にあり得ることです。
なんたって、スキーやスノーボード、旅館などが好きでリゾートバイトを選び働いている人たちですから。
>【合わせて読まれています→】リゾートバイトをしたら、気の合う彼女ができた話
こんな感じでバイト仲間との触れ合いを考え、給与以外のオプションのメリットをチェックして、より良い条件のところで働けるようにしましょう。
【コツ5】防寒対策を徹底しよう
スキー場のアルバイトは、基本的にとても冷えます。
服装が指定されている場合も多く、接客や備品の運搬をしなくてはいけないため、動きやすい服装であることも必須です。職場によってはユニフォームの指定があります。
ユニクロに売っているヒートテックを着こんだり、靴下やレッグフォーマー、ネックウォーマーをはじめとした防寒対策を徹底しましょう。
慣れない環境で体調を崩してしまうケースも少なくありません。
体調が悪くなった時のことも考えて風薬、頭痛薬やビタミン剤などは持っていくようにしましょう。
【コツ6】思わぬ怪我に気を付けよう
スキー場は思わぬ怪我が非常に多い現場となっています。
スキーやスノーボードに慣れている人も十分な配慮が必要ですが、
<1>特にスキーやスノボに不慣れな人
<2>雪の降る環境をよく知らない人
この2者には特に注意してください。
自身はもちろん、スノボに不慣れな人が滑ってきて、巻き込まれるような他者との事故が一番想定できないので危険です。周りには注意を払ってアルバイトをしてください。
【コツ7】労働時間を確認しておこう
スキー場でアルバイトをする場合、日給制を取っているところも少なくありません。
住み込みの場合は期間で「固定給」の場合もあるでしょう。
労働時間が長くなって、実はサービス残業だらけだった・・・。時給換算をすると、とても低くなってしまい、働き損になってしまうケースもあり得ます。
さすがにサービス残業地獄は勘弁ですよね?日本社会らしいことにならないよう、面接時に聞けることはしっかりと聞いておきましょう。
【コツ8】食事補助について確認しておこう
スキー場でアルバイトをする場合、食事関係の確認はとても重要です。
仕事の条件上、休憩時間内に食事をとれる環境は限られて来ることが多いあります。
施設内の食堂などにおける食事補助がある案件などはお得で利用しやすくて、3食の補助があればそれだけで5万4000円以上の節約に繋がるのであると有り難いですね。
1食の場合は1食600円と仮定して、1食600円×30日で18000円の節約。2食の場合は、36000円の節約です。
1食でも食事の補助があるだけで、バイト代は1万8000円上乗せされているようなものです。
【コツ9】保険の加入に注意しよう
スキーと雪が絡むアルバイトです。やはり、コンビニやファミレス、喫茶店など通常のアルバイトと比べても危険性は明白です。
万が一の事故に備えて、アルバイト期間中だけの短期の保険に加入しておくようにするのが最前ではあります。
職場で問い合わせをして、専門のものが用意されていないときは、そのまま放置するのではなく、自分で任意の短期保険を見つけて加入しておくようにしてください。
どんな状況の人にリゾートバイトは向いているの?
ここまで話してきて、リゾートバイトの節約効果は恐ろしいほどあると分かっていただけたと思います。
考えられる可能性を考慮しても1ヶ月で9万円以上の節約です。2ヶ月なら18万円以上にも昇るんです。
どのバイトよりもお金の貯まりだけで考えたら、これ以上の効率はないでしょうね。
金額の大きさだけでいうなら、キャバクラやホステス、ホストなどがありリゾートバイトと比較すると短時間で高収入を得られますが、弱点もあります。
キャバクラやホストはそもそも指名されないと大して稼げないこと。
また、必要な能力も多いです。
・トーク力
・コミュニケーション能力
・単純な笑顔
・お酒に強い体であること
・マナーがあること
・そこそこ美形であること
など、意外と能力が求められるため誰でもできるわけじゃありません。
それに比べるとリゾートバイトは健康な体であり、運動系の部活をそこそこやれているなら誰でも熟せるためバイトをできる人はそれだけ多いわけです。
また、リゾートバイトに向いている人は、旅行が好きな場合は最適でしょう。
名前の通りリゾートと付くぐらいなので本来お客さんとして数万円払って宿泊しスキーなどを楽しむような場所です。そこに生活費を賄いつつ働いてお金まで貰えるのですから、旅行好きな人には最高の環境だと言えますね!
リゾートバイト経験者からの体験談一覧
リゾートバイトを経験したことのある人がこの「メリ職」に寄稿してくれています。
色々と面白い体験ができているようで、人生で一度はやった方が良いと口を揃えているかの如く、みなさんおっしゃりますね。
例えば、リゾートバイトで友達や彼女ができて学生生活より充実している学生さんもいるようです。
>【詳細→】リゾバで彼女ができたり、友達ができたりと充実しすぎな件
リゾート地ということもあり、男性も女性も旅先のテンションになって気持ちもオープンになりやすい傾向にあるのも頷けます。
他にも、海外の人がバイトしているケースもあります。
なので、国際的な交友関係を持ちたい場合もリゾートバイトは適しているなと感じます。つまり、英語を覚えたい需要もリゾバは満たせる可能性を秘めているんです。もちろん、こちらは絶対ではないので運要素強めですが。汗
>【詳細→】リゾートバイトしたら、まさかの英語の勉強になった話。
リゾートバイトは働いている時間以外は自由行動です。寮があるならそこで自由に過ごすことができます。スマホのアプリゲームで遊び続けることもできるし、好きな本を読書するのも良いですね。
他にも勉強の時間に充てることもできるので、何かを目指したい場合には本当に相性良いですよね。
>【詳細→】資格が欲しくて、リゾバをしたらやはり資格の勉強時間を確保することができた話
リゾバの良さをまとめてみると・・・
最後にリゾートバイトの良さをまとめておきます。是非、長期の休みにリゾバを利用してしまいましょう。場合によっては大学をちょっと休学にしてでも、大学では得られない経験が多いので、やる価値があったりします。
【1】長期休暇をフルに活用できる
リゾートバイトが大学生に向いている一番の理由は、大学生の長い休み、ゴールデンウィークや夏休み、冬休み、春休みなどを最大限に有効活用できます。
大抵のリゾートバイトは、繁忙期の1週間単位から1ヶ月程度、2ヶ月といった期間の仕事が応募されている確率が高いです。
そして、家を離れ近辺に住むことになるので、多くの時間をアルバイトに充てることができますね。
ホームシックには注意ですが。汗。
長期休暇を何もせずに過ごすのであれば、アルバイトで充実させるチャンスと捉えることができるので、予定が埋まらないから自分は悲しい人間だ・・・。はぁ。なんて思わず、検討してみてください。
【2】生活費を節約できる
先にも述べたとおり、リゾートバイトは寮に入って働くことがほとんどです。この寮は大抵の場合、無料ですし、運が良ければ食事も付いてきます。
これらを考えると、普段一人暮らしをしているならば、リゾートバイトで寮に入った方が、ずっと生活費1ヶ月で9マン円以上を節約できるのです。
【3】出会いが豊富なのと親しくなるのに時間が多い
リゾートバイトの一番の魅力と言えるのが、人との出会いが方にあるということです。リゾートバイトには全国から多くの人が集まってきます。
また、集まる人も大学生から30代の人まで様々なので、普段関わることのない人とも友人になることができます。
寮やプライベートの時間も共有する機会が多いリゾートバイトですので、親しくなるにも時間を要しないでしょう。
【4】外国人観光力も多く外国語の勉強にも
外国人のお客さんが多いところでは働きながらも、語学の勉強をすることができたりなど、大学生という一生に一度の時間を普段の生活では味わうことができない貴重な体験をしながら、楽しく貯金もできつつ働くことが可能です。
【5】バイト先で思い出を作れる
リゾートバイトですので、もちろんバイト先は沖縄や北海道など、大学生にとって魅力的なところばかりです。リゾートバイトをしさえすれば、休日は遊び放題なのです。
仕事が休みの日には同じリゾートバイトの学生とリゾートでの時間を楽しむことができるので、旅行をせずとも現地での楽しい思い出がたくさん作れます。
このように、リゾートバイトには多くの魅力があります。
長期休暇がある大学生かフリーターの方にしかできないバイトでもあります。
たくさんの友達、恋人を作ったり、思い出を作る大チャンスです。
「学生生活がつまらない。」「普段の生活に彩を付けたい。」と思われているなら、ちょうどその需要を満たすアルバイトといった特徴がありますね。