全国にたくさんある明光義塾について、アルバイト講師としての体験談です。
この記事の目次
塾講師になったきっかけ
大学を卒業後、決まっていた内定が破棄されてしまい、再び就職活動を始めました。その時に少しでも勉強ができたら……と考え、家の近くにあった教室に応募しました。
明光義塾の塾講師の採用について
応募したのは明光義塾です。
当時私が住んでいたのは中々の田舎で、大手の塾といえば明光義塾がまず思い浮かぶような環境でした。
HPから簡単な略歴を送って、後日実際に教室に赴き教室長と面接、高校・大学受験レベルの筆記試験を行いました。
この筆記試験については自身が指導可能なものを選択、さらに教室長の判断で他の教科が追加されることもあるようです。
私の場合は中学生の文系科目を希望していたのですが、国立大学を卒業しているならと理科と数学の試験も追加されました。
塾の社員とアルバイトの比率
基本的にひとつの教室に1人の教室長がいます。社員はこの教室長のみで、保護者面談や講師の採用、教材の手配など授業以外のすべてを行っていました。
一方で、実際に生徒と向き合い、授業・指導をする講師は全員アルバイトです。
講師は1授業○○円、チラシ配り1回○○円と固定された報酬で働いており、金額については教室によって違うようです。
また、アルバイト講師から社員としての講師にはなれないと言われました。どうしても社員として採用してほしいならば、「講師」以外の役職しかないそうです。
明光義塾の雰囲気
これは教室による、としか言えません。どのような雰囲気にするかは教室長の采配に委ねられています。
ちなみに、私が働いていた教室では、一度だけ教室長が変わったことがあります。
その教室長の変更で雰囲気もだいぶ変わりました。
以前は生徒も講師も服装自由でタンクトップや丈の短いスカートなどもOKでしたが、教室長が変わってからは講師の服装についてとても厳しくなったのです。
通う生徒についても、落ち着きのない子や明らかにやる気のない子は入塾を断ることもありました。
ですので、まずは興味のある教室に体験に行き、子供が楽しく通えそうかどうかを確かめてから入塾を決めたほうが良い思います。
体験授業は無料で、電話やインターネットで申し込むことができます。
教室長の人柄が合いそうかどうかも体験の際に見極めておくと、定期的にある保護者面談も苦痛にはならないかと思います。
生徒との接し方
私のいた働いていた教室では、基本的には講師に任されています。
個別指導とはいえ1授業90分と長いので、途中で休憩がてら世間話をしたり、部活の話を聞いたりすることもありました。
また、講師の指名はできませんが、事情があれば配慮してくれます(男性の講師は怖い、苦手なので女性の講師にしてほしいなど)。
生徒3人につき講師が1人指導に入るので、講師が他の生徒についている場合は教室長が話しかけることもあります。
宿題について
宿題は必ず出します。やってこれたか、どれくらいできたかは毎回チェックし、記録します。
どんな宿題を出すか、どれくらいの量にするかは講師次第なので、部活や学校行事で忙しい旨を伝えれば考慮されます。