面接を受けた会社&理由
営業職から制作職に転職活動をしていたときに、転職エージェントを利用して「ナイルスコミュニケーションズ」の編集職の面接を受けました。
「ナイルスコミュニケーションズ」とは、富裕層の人(医者とか弁護士とか、年収1000万以上の人が相場らしいです)にのみ自社カタログ雑誌を送り、販売サービスを行っている会社です。
今回はそのカタログ雑誌の編集職の募集でした。
編集職に魅力を感じた点
面接を受けようと思った理由は大きく分けて2つあります。1つは、紙媒体の編集業務を行えるところです。
そしてもう1つが、富裕層のお客様が多いため、普段あまり関われないようなこだわりのある商品や、ハイブランドのものを多く取り扱っているところに魅力を感じたからでした。
もちろん、月給や休みなどの条件がかなり良かったのも選んだ理由のひとつです。
面接を受けた場所と気持ち
面接は会社で行われます。電車で向かったのですが、表参道駅から歩いて数分の場所にあり、なかなかの好立地でした。
私は編集や制作にかかわった仕事の経験が皆無で、面接に行くまではかなり緊張していたのを覚えています。そのため、とにかくはきはきとした態度で、面接官に自分のやる気を伝えようと思いました。
面接の内容
面接は「ナイルスコミュニケーションズ」のオフィスの一室で行われます。
部屋で面接官を待っている間に、女性の方が自社の出版しているカタログ雑誌を持ってきてくれたので、見ながら面接に備えていました。
その後やって来た面接官は、「ナイルスコミュニケーションズ」社長の男性と女性1人の2名です。どちらも穏やかで丁寧な雰囲気の人で、話しやすかったです。
受けた質問など
面接ではまず、「なぜこの職種につきたいと思ったのか」「前の仕事ではどういうことをしていたのか」という基本的な質問から始まります。
その後、「どういう本に興味があるのか、読んでいるのか」「編集についたらどんな本をつくってみたいと思っているのか」などを聞かれました。
また、こちらの質問にも答えていただけるそうなので、私からも「会社の大切にしていること、コンセプトについて」「女性の社員はどのくらいいるのか」などを質問しました。
女性社員については、社長以外ほぼ女性社員ということで、「女性のほうがブランドものなどに対して興味や知識が深い人が多いし、働きやすいと思います」という返答です。
コンセプトについては、「特にないけれど、予算の範囲でお客様に満足してもらえるものをつくること」と言っていました。
「高級ブランドのような高価な服を買うのは、服が大好きという人ではなくお金に余裕がある人たちだから、その人たちに満足してもらうのが大切だ」とも話していて、印象的だったのを覚えています。
結果
「もしうちで働くことになったら、営業からのスタートでも大丈夫ですか?」と言われて、「はい、大丈夫です」と答え、1時間ほどで面接は終わりました。
かなり手ごたえはあったのですが、やはりまったくの未経験を育てていくのは厳しいとのことで、残念ながら採用には至らずでした。
結果は、面接を受けてから2日後くらいに、エージェントを通して返事をもらったと思います。ご縁は無かったですが、丁寧に対応していただき、好印象を受けた会社でした。