私は学生時代、東京都渋谷区にあるマンボーという個室の漫画喫茶でアルバイトをしていました。
世田谷区に住んでいたので比較的近く、通勤時間は徒歩と電車で20分程です。
就職が決まり、本格的に働くまでの半年間のアルバイトでした。
この記事の目次
漫画喫茶でマンボー働こうと思ったきっかけ
就職活動も終わりを迎え、大学の卒業論文もほぼ終わっていたため時間が余っていました。
それで短期が可能で時給もよく、楽な仕事を探していました。
求人情報誌を読んでいると漫画喫茶オープンにつき、時給1000円で大量募集という記事を見つけたのです。
私は漫画喫茶のアルバイトに暇で楽なイメージを持っていたので、これはチャンスだと思い応募しました。
漫画喫茶のマンボーの面接をしてみて
応募してすぐに面接のアポイントメントをもらいました。
本社の面接会場に行くと10人ほど待機しており、集団面接なのだなと思いました。
面接官が現れ一人一人に志望動機を聞き始めました。
私は正直に就職までの間ですが一生懸命働きますと伝え、即採用になりました。
面接が終わった後は業務の説明と簡単な研修を受けました。
店舗には行ったことがなかったのでどのような職場かワクワクしていました。
漫画喫茶の業務はどうだったの?
具体的な業務はお客様来店時にシステム・料金体系を説明し、席に案内をします。
退店された後は部屋の掃除、各種設備の点検、読まれた漫画を元の棚に戻します。
その他にも漫画の棚の整理、店内の清掃、ドリンクや食品の補充をおこないます。
人間関係
私が働いていた店舗のアルバイト仲間、先輩はいい人ばかりでした。
私が忙しく手一杯になっていると助けてくれたり、不満があると飲みに誘ってくれ、愚痴を聞いてくれました。
一方上司はひどい人ばかりでした。
アルバイトの体調が悪くても無理矢理働かせたり、お客のクレーム対応をアルバイトに任せきりだったりと、上司の人格を疑うことが多々ありました。
漫画喫茶で働いてみてのメリット
漫画喫茶「マンボー」で働いていたメリットはいくつかあります。
1つは今まで漫画の知識がいっさいなかったのですが、本の整理をするうちに気になり、休憩時間に読み漁っていたのです。
面白い漫画に出会えましたし、知識も増えました。
また漫画喫茶は楽だと思われがちですが、当時は流行り始めだったため、大変忙しかったのです。
よって効率よく仕事を組み立てなければ店内が機能しなくなるのでどうしたらよいか必死で考えました。
このとき仕事をする上では冷静で客観的にものを見て動くべきだと学ぶことができました。
デメリット
また働いていたデメリットもあります。
私が働いた漫画喫茶はほとんどが個室なのですが、それをいいことに部屋を汚物まみれにしたり、ドリンクやフードで部屋を汚すお客がいます。
また毎日のように来店するクレーマー、万引きや無銭飲食など、日常茶飯事でした。
もちろんマナーを守ってくれるお客様が大半ですが、個室で1人になれる場所なので変わった客も多いのです。
接客業はどのようなお客でも誠実に対応するのが当たり前ですが、精神的につらいものがありました。