大学受験の熱も冷めやらぬ大学一回生の頃、何かアルバイトをしたいと漠然と考えていました。
長時間拘束されない点や時給などの効率が良いという点が魅力でした。
この記事の目次
家庭教師の広告を出す
地元のフリーペーパーに家庭教師募集の広告を載せることが出来る。との情報を友人から得たので、出版元に連絡し広告を依頼しました。(これは意外と地方ならではなのかもしれませんが。)
一件千円ほどでした。出版元には「連絡先」や「希望の時給」等を伝えておきました。
どうして家庭教師なの?しかも広告まで出して
家庭教師のアルバイトは、大学受験で得た知識を活かしたいと考えていた
私にとってはうってつけのものでした。
私は勉強において不器用で苦労した方なので、
同じように勉強でつまずいている子供さんに丁寧に勉強を教えることができれば良いなと考えていました。
家庭教師の依頼と条件など
夏が終わろうとする頃、中学生の子どもを持つお母さんから連絡を頂きました。
数学の点数がいつも平均点以下なので、なんとか点数を引き上げてほしいとの依頼でした。
時給は1,200円で往復の電車賃を支払って頂けるとのことでした。なお、期間は予定としては二年生になるまでという事でした。
家庭教師として仕事をする喜び
家庭教師をするのは初めての経験でしたので、私自身も手探りの状態でした。
生徒は中学1年生の男の子で性格は素直でしたので、学習態度に問題はありませんでした。
教えているうちに、小学算数レベルの基礎が抜け落ちていることがわかりました。必要な単元については小学生レベルまで戻って根気よく教えました。
早く平均点以上の得点ができるように私自身も熱が入りました。秋になっても結果が出ずに肩身が狭い思いでしたが、年も明けた学年最後の期末テストで平均点を少し上回ったとの報告を、生徒さんとお母さんから受けました。
二人とも本当に嬉しそうで、私も自分のことのように喜びました。
予定通りに終了となる。
結果が出たので、次の学年も継続してくれるのだろうかと淡い期待を抱いていました。
ただ、残念ながら生徒さんのお父さんが転勤が本決定したので、引っ越すことになったと生徒のお母さんが伝えてきました。
生徒も私に懐いてくれていたので残念でしたが、ここで終了となりました。
家庭教師のアルバイトを経験して
もう一度家庭教師をやれるなら、是非やってみたいと思います。
若い子どもに勉強を教えることは非常に重い責任を伴いますが、全力で向き合うことで、生徒だけでなくコーチング能力や子供がどんなことに興味持つのか?
そのモチベーションのあげ方などを含めて、自分自身も成長することができたような気がしています。