【コネがないと無理?】映画配給会社「東宝」の就職面接は意外と普通?【口コミ・評判・経験】

映画配給会社の東宝の面接を受けたので、その時の経験を話させていただきます。私の口コミが同じく映画配給会社の東宝の会社に入りたいと考えている方の参考になれれば嬉しいですね。

 

映画配給会社は新卒学生にとても人気

新卒時、映画業界への就職を志していましたので、日本の大手映画配給会社を受験しました。

 

 

私は関西在住だったこともあり、選考中盤までは関西で実施されましたが、二次面接以降の選考については本社がある東京での選考となります

 

 

当日の交通費は全額支給されたため、新幹線で本社まで向かいました。

 

 

とは言え映画業界は、人気の割に採用枠が非常に狭いもの。さらに、いわゆる縁故採用が常態化しています

 

 

コネも何もない私のような一学生が選考を勝ち進むのはとても苦しいものでした。

 

面接は基本的に圧迫気味

面接は基本的に圧迫気味で、学生が質問に対して怯むことなく受け答えができるかどうかが見られているように感じました。

 

 

大手の映画配給会社ともなると、他企業とのタイアップや作品に関しての交渉などが多くなります。

 

 

そのため、状況を見ながら自分の意見をちゃんと主張できるかどうかが重視されているのではないかと思います

 

 

選考の中で会った他の学生は映画が好きという点では共通していましたが、志望度についてはまちまちといった印象です。

 

 

数ある志望企業の中の一社、という学生もいれば、極めて入社意欲の強い学生までさまざまでした。

 

 

しかし、選考が進むに応じて残った学生の熱意も高くなっているように感じました

 

面接官の数が多いので落ち着いて受け答えできるようにする

一次面接では学生2人に対して面接官が3人、二次面接では学生1人に対して面接官が6人という状況で進みます。

 

 

そして最終面接になると、学生1人に対して役員14人という非常に圧迫感のある状況で、主には1人の面接官が質問を行い、残りの面接官が何かを書き留めているという状態でした。

 

 

基本的に面接官に笑顔はなく粛々と質問が投げかけられるため、落ち着いて面接に臨まないと焦りを見抜かれてしまうように感じました。

 

面接で聞かれることは意外にも一般的な質問が中心

面接の中での質問内容は、一般的な企業の面接とさほど変わりません

 

 

自己PR、志望動機、学生時代に頑張ったことなどが一通り聞かれたあと、残りの時間で映画に関連する質問がいくつかなされる程度でした。

 

 

映画に関する質問といっても、映画に対する知識などではなく、宣伝志望であればオリジナルの宣伝手法や過去公開された映画の宣伝についての感想が求められます。

 

 

プロデューサー志望の場合は、製作したい映画の企画などについての質問になります。

 

選考結果の連絡方法

私の場合は、残念ながら最終面接で落選してしまったのですが、基本的に面接通過者には電話連絡、不合格者にはメールでの連絡という形態でした。

 

 

ただ、最終面接に関しては辞退者の存在なども考慮されるためか、落選者に対しては電話もメールもなくサイレント、とのことです。

 

 

選考結果の連絡方法については選考の中でその都度伝えられるほか、選考後すぐに結果連絡が来たため、今後の予定を立てやすかったのは良い点でした。

 

映画業界の倍率は数百倍

面接の中では、いかに落ち着いて冷静に受け答えができるかどうかに勝敗がかかっているといっても過言ではないと思います。

 

 

映画業界の倍率は数百倍とかなり高いものですが、受験しなければ入社できる確率は0です。気持ちを奮い立たせて、頑張ってください。