【18歳女子高生】箱根彫刻の森美術館の監視員のバイトはどうだった?【体験談】

今から15年ほど前の短大生だった頃に夏休み限定のアルバイトをしました。短大が自宅から遠かったこともあり(片道2時間以上かかっていました)、普段バイトしたくてもバイトが出来ませんでした。

 

 

そこで、学校の休みの期間を利用してアルバイトを体験しました。生活費やお小遣いの足しにするためです。

 

神奈川県箱根にある、箱根彫刻の森美術館で監視員のアルバイトを経験しました。新聞の折り込みチラシの求人広告で募集をしていることをしり、応募してみることにしました。

 

自宅からは電車で1時間ほどかかりますが、時給が当時で1000円くらいもらえたので、割と良いほうだと思い、応募しました。また、私はあまり人付き合いが得意ではなく、接客業は自分の性格に向いていないため、監視員のアルバイトは自分に合っているのではないかと思いました。

 

 

応募してみて、面接を受けたところ、受かりました。当時美術の短大に通っていて、デザインを勉強していたので、優遇されたのかもしれません。

 

勤務時間は、朝10時ごろから17時までのアルバイトでした。そこで出会った短期のアルバイトをしている人はほとんど大学生や短大生でした。そして、早稲田や慶応と言った有名大学の学生が多かったです。

 

皆頭が良さそうな子ばかりでした。普通のアルバイトでは出会わないような、高学歴の学生に出会えて新鮮でした。皆同じ年くらいなので、話も合い、和気藹々としていて楽しかったです。

 

 

監視員の仕事は各フロアに一人立ったり、座ったりして監視するものでした。各フロアを1時間ごと移動しながら監視します。その間、美術館に来たお客さんが美術品に触らないように注意したり、お客さんを誘導したりします。作品についてたまに、聞かれることもありました。

分からないときは、本部の職員に質問することもできます。

 

 

休憩はお昼に1時間あり、そこで監視員のアルバイトの学生たちと一緒にお昼のお弁当をたべました。お弁当は美術館が支給してくれました。このお弁当を食べる時間が楽しかったです。皆同じ年くらいの子達なので、話も合い、会話しやすかったです。

 

また、どちらかというとおとなしい子が多かったです。監視員の仕事中は一人でフロアにいるので、おしゃべりすることがなく、少し孤独でした。雨の日とかはお客さんがまったく来ないこともあり、退屈でした。ただ、接客が私は嫌いなので、逆にそれが気楽でした。ただ、彫刻を展示している暗い部屋に一人でいる時、ちょっと怖かったです。

 

 

バイト先へは電車で通っていました。小田原駅から箱根登山鉄道で50分ほどかかるのですが、行き帰りとも席があいていて座れました。スイッチバックをしながら電車が山を登っていくので、のどかで旅行気分になれました。

 

 

全体的にとても楽しいバイトとして記憶に残っています。接客が苦手な学生にお勧めのアルバイトです。美術品に毎日ふれることができるので、美術が好きな学生や、美大生には特にお勧めです。