焼く肉や牛角で仕事をしたことのある人のアルバイト体験談を2つほどご紹介いたします。
この記事の目次
焼肉屋「牛角」のバイトに応募したきっかけ
学生時代の初めてのバイトが牛角というチェーン店の焼肉屋でした。
はじめてだったので、家の近所で同世代が働いている所が良いと思い応募しました。
以前に家族で行った時に可愛いお姉さんとかっこいいお兄さんがチャキチャキと働いていて、
なんとなくイメージが良かった事も応募のきっかけの一つです。
業務内容はどうだったの?
業務内容は主に三つに分かれています。
一つ目はホールスタッフで、お客様の注文を取り、
キッチンへ注文票を持っていき、料理やドリンクを運ぶ係です。
このバイト先では、ドリンクのオーダーはホールスタッフが作っていました。
二つ目は、キッチンスタッフです。
オーダーを受けたお肉に味を付けたり、ご飯やスープ、サラダ等を作る係です。
チェーン店だったので1から味付けをする訳では無く、
マニュアル通りに作れば誰でもできますが、盛り付けのセンスや手際の良さが求められるので、店長かバイトリーダーが担当になる事が多かったです。
三つ目は、ウェイティングという電話予約対応や、お客様を席に案内する係です。
簡単に見えますが混雑時はどの席に案内するかで回転率が決まるので、とても重要な係でした。
こちらもある程度、経験のあるスタッフのみが担当していました。
その他にも皿洗いや炭場といった仕事があり、それらは手の空いたスタッフがやっていました。
炭場は七輪を持っていく係で火傷する可能性がある為、男性スタッフが受け持つことが多かったです。
焼肉屋牛角のバイトでとにかく大変なことは?
牛角でまず第一に大変だったのはメニューを覚える事です。
お肉の種類や味付け方法、牛のどの部分の肉なのか、という事を覚えなくてはいけません。
当時未成年だったのでお酒の名前を覚えるのも苦労しました。
また、それぞれに略語があり、それに慣れるのも大変でした。
『カルビタレ味2人前』→『カルタレ2』
『キムチ盛り合わせ1人前』→『キムモリ1』といった具合なのですが、
続けて10個位言われると、知らない国の言葉を話されている様で、
初めはチンプンカンプンでしたが、二週間程ですぐに慣れました。
一番大変だったのは閉店後の掃除です。
七輪や網、床を洗うのですが、これがもう本当に汚い!
油汚れなのでなかなか落ちないし、
炭と油が混じった匂いがして本当に嫌いな作業でした。
良かった点は、やはり毎日美味しいお肉の賄いが食べられる所です。
学生のお金が無いときだったので、
毎日お腹いっぱい食べさせてもらえるのは有難かったです。
たまに高いお肉も食べさせてもらえますし、
メニューが多いので飽きる事はありませんでした。
皆で今日の賄いは何にしよう〜と考えるのも楽しかったです。
賄い目当てにバイトに入った子もいる位です(笑)
賄いは基本的に自分で作るので、そこでキッチンの作業も覚える事が出来ました。
上手に賄いが作れるようになる事が、そのバイトの仕事に慣れてきた証のような感じでした。