牛丼チェーン「吉野家」や「松屋」「すき家」などのバイトをする場合に役立つバイト上のコツを9つほどご紹介いたします。
特に高校生や大学生の方で初めて、アルバイトをする学生さんもいらっしゃると思いますので、アルバイトに応募したなら、ちょっとでもコツをチェックしておき、ミスを無くしましょう。
この記事の目次
【コツ1】レベルに応じた時間帯を選ぶ
「吉野家」「すき家」などの牛丼チェーン店でアルバイトをする場合、シフト制で働くことがほとんどです。
よりスムーズに働くためには、自分が働きやすい時間帯を選ぶことです。
牛丼チェーン店の多くは深夜時間帯まで営業しており、時給も高く設定されていますが、深夜帯はオペレーションをひとりでこなさなくてはいけないため、一時的にとても忙しくなることもあります。
(電通の一件以来、深夜帯は少しずつ緩和されてきてはいます。)
接客やキッチンのアルバイト経験があり、牛丼チェーン店でも慣れた仕事が出来るのであれば、効率よく稼ぎやすいですが、初心者は先輩スタッフが多く、指導を受けやすい時間帯をチョイスした方が良いでしょう。
【コツ2】食券系の店舗は働きやすいのでおすすめ
牛丼チェーン店のアルバイト候補がいくつかある場合は、食券系の店舗をチョイスすると働きやすい傾向があります。会計業務を担当しなくて済みますから、混雑のピーク時の手間を格段に減らすことが出来ます。
お金を扱う業務が無くなると、トラブルの種もひとつ減らしやすくなります。
【コツ3】挨拶と笑顔を心がけよう
牛丼チェーン店の多くは、キッチン業務と接客業務を兼任することになります。
そのため、訪れたお客さんに対する愛想の良い対応は必須です。にこやかな挨拶、微笑みのキープ、丁寧な言葉遣いをマスターするようにしてください。
質問やクレームの対応をアルバイトが担当しなくてはいけないこともありますから、マニュアル内容を前もって把握し、誠実な対応が出来るようにしましょう。
ただし、高校生や大学生でアルバイトに慣れていないと、マニュアルを忠実に再現しないと、と機械のような接客になってしまい悪印象を与えかねません。
笑顔を忘れないように注意です。
【コツ4】店内での観察力を身に着けよう!
牛丼チェーン店の場合、担当する業務が幅広くなりやすいため、視野の広さが求められます。
オーダーをしたいお客さん、お客さんが立ち去ったあとの片付けなどは、つい気づかないまま、放置してしまうことも少なくありません。視野を広げるように意識してください。
【コツ5】優先順位を的確につけられるようにしよう!
ホール業務やキッチン業務など、牛丼チェーン店では同時に色々な仕事をこなしていかなくいはいけません。今すぐにこなさなくてはいけない仕事と、後々のためにこなしておかなければいけない仕事があります。
緊急性や今後の流れを確認し、優先順位を正しくつけて行動できるようにしましよう。
特に高校生や大学生の方だと、優先順位をつける行動が経験がないために難しかったりするので、マニュアル通りやっていればお金が貰えるんだと考えるのは危険です。
店舗ごとにお客さんの特徴や傾向もあります。
例えば、「つゆだく」が好きなお客さんなのか?そうでないのか?
他には、電子決済・クレジットカード決済をしたいのに、できないためイライラされるお客様もいらっしゃいます。
牛丼チェーンには、クレジットカードやsuicaが使えない店もいまだに多いです。コンビニやファミレスで使えているのに、できないのはサービスとして古い。
と考えられるユーザーの意見も、もっともです。
店員としての対応は「まだ使えないのです。すみません」「申し訳ありません。使えないんです。」など、下手に出た対応をするように心掛けてください。
日本人は「謙虚が美徳」な側面があるので、わからないことや誤解を生みそうな時は下手にでることが解決に近くなります。
間違っても、「クレジットカードなんて使えるわけないだろ!ここはそれが当たり前だぞ!!」なと、といった態度はやめてください。無駄にトラブルを生みますし、あなたのせいでお客さんが来なくなってはお店としては困るわけです。
店舗ごとのお客のニーズに合わせて、臨機応変に対応できるのがベストです。ここは徐々に慣れていきましょう。
【コツ6】数分先をシミュレーションできるようにしよう
オーダーされたメニューを作るのにかかる時間や、お客さんが食べ終わるまでにかかる時間などを把握し、常に数分先をシミュレーションして行動できるようにしましょう。
先回りをしてやっておくと、業務が非常にスムーズになりやすいです。
接客とキッチンのバランスも取りやすくなります。高校生・大学生のバイトさんは、これが自然とできるようになったら、慣れたと考えて良いです。
【コツ7】コミュニケーションを大切にしよう
キッチン内、ホール内はもちろん、別々のポジションを担当している人とも、連携を取ることはとても重要です。
スタッフ同士でコミュニケーションを積極的に取り、業務の分担や連携事項の共有を進めておきましょう。
トラブルの未然回避はもちろん、ピークを乗り越えるためにも、コミュニケーションは決して欠かせないポイントになります。
高校生さんや大学生さんは、「いちいち確認するのってバカっぽくない?」と思われるかもしれませんが、トラブルやミスを生む方が、おバカさんに見られてしまいますし、お店の経営的にも迷惑に映ります。
「その程度の確認はしなくていいだろう。簡単だし」
と自己判断はせず、細かいことでも聞くように心がけましょう。
また、教えてもらったら、しっかりとお礼を言いましょう。
わざわざあなたのために時間をとって教えてくれたわけですから、LINEでもいいので、「○○教えてもらって助かりました。ありまがとうございます!」と一言いっておくと良いと、職場の空気感も風通しが良くなり、職場全体としてミスが減ります。
ただし、これは逆も言えます。
何も聞かないで自己判断に任せていると、ミスが出た時に「なんで、先にきかないんだよ。」と先輩に言われてしまい、どんどん職場での雰囲気は悪くなっていくわけです。
このように事態になっても、だからといって、絶対に自分のミスを隠したりしないようにしてください。
そして、聞きたいことが聞けなくなるような、自分にとって不利になる空気感を間違っても作らないように注意です。
コミュニケーションと、確認業務をあなどってはいけません。
【コツ8】シーズンメニューに対応できるようにしよう
牛丼チェーン店は、シーズン限定の特別メニューをウリにしているところも多いです。オペレーションが普段と変わりやすいですし、ひと手間かかってしまうメニューも少なくありません。
シーズン限定は、どうしても多く出やすいため、スムーズに対応できるように練習を重ねておきましょう。
【コツ9】片付けや掃除を上手に行おう
「吉野家」「すき家」「松屋」などの牛丼チェーンは、今やファーストフードのひとつにも数えられますが、やはり腰を据えて食事をしたい飲食店のひとつとも言えます。
トイレやホールの床をはじめとして、忙しい業務の合間にもきちんと掃除をしておきましょう。
隙間時間を見つけて、手早く片付けや掃除が出来るようにすると、より良いアルバイトとして活躍しやすいですし、判断能力と、その経験は他の業種でも使えるので無駄になりません。
ぜひ、以上のコツを踏まえて牛丼チェーンでのアルバイトを頑張ってみてください!応援しています!