介護士やヘルパー、デイサービス職といえば、「重労働」「安月給」「友人への自慢にならない」などのネガティヴなイメージから、若手なども離職が進んでいると言われています。
しかし、その一方で、実は数年前から「介護職の給料をアップしましょう」という活動が繰り広げられています。その背景には、深刻な介護職の離職問題があるからです。
介護職は、実は今辞めない方が今後の為になるとも言われています。
また、私の彼は介護職でうつ病になってしまうも、同じリハビリ職への転職をしてステップアップしています。そして、そのステップアップには実は将来、普通のサラリーマンや下手なサラリーマンよりも介護職が確実に稼げるカラクリがあるなと私は感じました。
今回はその話を説明しようと思います。介護職に少し興味がある方には参考になる話だと思いますよ!
この記事の目次
私の彼が介護職を辞め、そして転職を志した理由
私の彼が、介護職を30歳目前に退職する事を決意したのは6年前になります。
当時は、あまりに不規則な勤務内容から心も体もボロボロでした。下手するとうつ病にすらなっていたのではないかと感じるほどでした。
福祉関係の大学を卒業し、「人を助ける仕事がしたい!」と意気込んでデイサービスの仕事を始めたものの、理想と現実には大きく差があった事が離職のキッカケでした。
離職したものの、介護関係への仕事は続けたい彼がとった行動とは?
介護職を退職し、彼は言語聴覚士の道を志すようになりました。
同じリハビリ職ですが、少し違うのは「言語聴覚士」という職は枠が少ない事もありますが、目指す人も少ない為、上に上がりやすいのではないか?と、考えた事がキッカケでした。
そして、彼は専門学校に進むことを志したのです。この目の付け所が良かったようです。
専門学校に行きながら働いた先も転職に役立って?
また、彼は専門学校に通いながら障害者に仕事を教える仕事を始めるようになりました。
ここでも、リハビリ関係の仕事をし続ける事で実績をつけていきました。
公務員勤務や大手病院転職するなら、30歳手前にする事がカギ
また、彼が転職を志した年齢にも成功の理由がありました。何故なら、公務員勤務や大手病院に働きたい時は30歳手前に活動しないと採用されず不可能だからです。
そして彼は、念願叶って大手病院に勤務する事が出来ました。
専門知識を学び続けながら仕事する事で、老後のステップアップにも
また、専門知識を持ったリハビリ職は大手病院で働けば働くほど定年後の就職先にも期待できます。
大手市民病院や、赤十字病院なら、専門学校の先生になれるチャンスや、運が良ければ大学教授になれるチャンスもあります。
最近では、大学でも理学療法士コースや言語聴覚士、介護職コースが増えてきています。
大手病院で経験を積むことにより、ステップアップを図る事も可能なのです。
リハビリ関係であなたの転職を成功させるコツ
リハビリ関係で転職を成功させるコツは、自分自身がやりたい事を早いうちに明確にする事です。
そして、専門知識がつく専門学校に早いうちに入ったり、リハビリ関係の仕事をバイトでもいいので、とにかく仕事経験を積む目的で働いてしまいましょう。お金も一応入りますし。
介護などのリハビリ関係の仕事は、給料と仕事量(労働量)が割に合わない事も御察しの通り、沢山ありますが、定年後もずっと働けるという意味については美味しい仕事だと言えるのではないでしょうか?
リハビリ関係から、更なるステップアップには経験と、より深い専門知識を身につける事が大切だと、彼は私に語っていました。