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お弁当屋さんをバイト先に選んだ理由
専門学生時代、大阪で一人暮らしをしていました。
専門学生だったので毎日課題に追われる日々を過ごしており、時間があまりありませんでしたが、友達と食事したり洋服を買う自由なお金が欲しくてバイトを考えました。
そこで私が選んだのが、ほっかほっか亭です。選んだ主な理由は、料理に興味があったのと、時間の融通をきいてくれそうだったからです。
また一人暮らしだったため、残り物を安く持って帰れるんじゃないかと思い選びました。
飛び込みで電話し、バイトを求人しているか聞いて面接して頂きました。
思っていたより手作り
ほっかほっか亭はチェーン店なので、簡単な温めや調理でいいと思っていましたが、意外と下準備の段階から手作りするものが多かったです。
野菜などは当然その日に下準備をしておきますし、炒める作業なども1から味つけするものが多くありました。
単純な作業と思っていたので覚えるのは大変でしたが、やりがいも感じられました。
意外と暇な時間がない
お弁当屋さんなので、お昼時がピークで、間の時間は暇なものだと思っていました。
しかし私が働いていた大阪の豊中曽根店は、間の時間や夜の時間も忙しく、暇だと感じる時間はそんなになかったです。
お客様が来店しない時間帯は切らした野菜などの下準備に追われので、バイト時間も早く過ぎたように思います。
先輩は優しいお母さん
同年代の若いアルバイトはほとんど居らず、だいたいが主婦の方や、子育てが終わった年齢の女性が先輩です。
自分が入ったのは19歳ごろなので、みなさんに可愛がってもらえました。
いざこざなども全くないですし、一人暮らししていた私の食事を気遣って多めに賄いをくれたり、残り物ではなく特製で作ってくれたり、本当に助かりました。
配達が一番楽しい
ほっかほっか亭は配達もしていて、夜の時間には配達の方が多い日もあります。私はバイクの免許を持っていたので、配達係として入っていましたが、これが一番好きでした。
配達が入るとお客様の所に持っていくのですが、次の配達が入っていない限りゆっくりと帰り、時間を潰していました。
あまりいいことではありませんが、やることやれば自由な時間があり楽しかったです。
出会いが全くない
学生時代のバイトといえば、女の子との出会いも楽しみのひとつだと思います。
その点で言えばお弁当屋さんは、従業員の9割がお母さん世代のため、全くと言っていいほど出会いがありませんでした。
お客様も仕事中のサラリーマンや、夜ご飯の買い出しの主婦で、配達先も店舗に来られない高齢の方や、ホームパーティ先の配達がほとんど。
全く色気がなく、周りの同年代が話すバイト先での出会いをいろいろと聞いては寂しくなった記憶があります。
ほっかほっか亭は、楽しく料理を学べて、男だと特別扱いしてくれる面もあったり、賄いとしておかずやご飯を持って帰ることも出来ます。
食費を浮かすには最高のバイト先と言えますが、オシャレや色気が全く無いのが難点でした。