【進路に悩んで?】大学3年生が独学でスキルを身に付けWEBデザインのバイトしたら就職できた?【口コミ・評判】

私が東京のWEBデザイン会社で、バイトをした時の話をします。最終的にそこの会社に就職して現在もバナーやHTML、CSSなどを扱いつつウェブデザインの仕事をしています。

 

途中、面白い勉強法を用いているので、是非大学生の方で進路に悩まれている方は参考にしてみてください。

 

WEBデザインに興味を持った経緯について

大学3年生になったころに、今後の進路について凄く悩んでいました。
特に就職したい会社も好きなことも、ましてやりたいことが全く思いつかず苦労していたのですが、ある日WEBデザイナーの求人応募を見てなんとなく気になって調べたのがそのきっかけです。

「WEBデザイナー」という単語の響きがかっこよかったというのも理由ですね。(そんな理由かよって突っ込まれそうですが、それほどまでにやりたいことがなかったのです。)

 

 

調べてみると、WEBデザイナーのアルバイト内容は、そこまで難しくなさそうなイメージを受けたので、大学3年生からいきなり独学で勉強してみようと思いました。

 

 

WEBデザインをするにあたって学んだこと

まずはWEBデザインの入門書を買い、HTML・CSSの概念を学びました。

 
HTML・CSSはプログラム言語のようなものだと思っていたのですが、構成などが思ったよりシンプルで、英単語を覚えて文法化するような感じだったので覚えやすかったです。最初から英語がしっかりとできる人と数学的プロセウを理解できる思考があれば、段階的に学んでいけば大学3年でも中の中程度にはなれます。

 
また、パソコンのメモ帳アプリケーションで実際に書いて覚えられるので学びやすかったです。

 
サイトデザインを覚えるに至って、デザインを描くためのフリーソフトをダウンロードし色々なサイトを見て模倣しながらデザインを覚えました。

実際に、WEBデザイナーとして働いている人がブログなどでテクニックを公開していたりするので、それがすごく参考になりました。いやーやることが決まっている人にとっては、すごく良い時代ですよ今。10年以上前だったらこの情報は無料では見れなかったですね。

 

そして、勉強している時に、大学の友達に「治験のバイトって知ってる?」と言われて、治験のアルバイトを受けたことがありました。

この治験のアルバイトは実装前の薬を服用して、採血を行うだけの仕事内容で、それ以外は診療所で好きにしていい。

ということだったので、「ちょうどいいなー。その時間で勉強もしちゃおう!」となり、2週間で19万円のお金をいただきながら、WEBデザインのスキルを独学で勉強することができました。

<関連記事【食事3食頂ける?】バイト中も勉強可能?治験バイトはまるで漫画喫茶だった?

 

実際にWEBデザインのアルバイトの面接を受けに

WEBデザインを仕事にしたいと思い始め、大学の進路指導部でその話をしたところWEBデザインのアルバイトを紹介されました。

早速面接に行き、冬休みに入ってから1ヶ月ほどアルバイトさせていただけることになりました。

面接では、「HTMLとかCSSとかどこまでできる?」「実際に作ったサイトある?」などの質問がとんできました。これぐらいできます。と事前に印刷してきていた紙を配って自己アピールしました。

 

念のためスマートフォンでそのサイトをブックマークし、ホーム画面に置いておいたのですが、この時の面接では紙だけで十分な効果を示してくれましたね。

紙は5枚ほどもっていきました。1枚はホーム画面(トップ)。2枚目はそこからAボタンを押したらここにいくというページです。3枚目と4枚目、5枚目も同じくです。

 

面接官の印象はとてもよかったですね。

「説明もわかりやすいし、言ってなかったのに紙を用意してくるという準備の良さも素晴らしいね。」という評価をいただけました。

 
面接は当然のごとく受かり、WEBデザイン会社のバイト先は隣町のオフィス街でしたので、そこに通えるようになりました。suicaの定期で通える範囲だったので助かりました。よくよく考えるとここらへんは、そうなることも考え事前に調べておくべきだったかもしれません。

 

アルバイトの内容はコーディングに関わるものが多く、基本的にはコーディング・HTMLの構文チェック・サイトのボタンやバナー作成などが主な仕事でした。

 
さすがにサイト全体のデザインはアルバイトには任せられないとのことで、分かってはいましたが少し残念でした。さすがに会社としてもリスクは終えませんね。

 

WEBデザインのアルバイトをして良かったこと

WEBデザインのアルバイトをして良かったことは、実践的なスキルを直接学べることです。
必要なコーディング技術がすらすら身につき、最初は1ページのコーディングを終えるのに1日使っていましたが、アルバイトが終わるころには1日に3~4ページのコーディングが出来るようになりました。

 
イラストデザインについても、1つのデザインごとにどういう印象を与えるのか・どういったサイトに適しているのかなどを覚えることができ、とてもためになりました。

 
あとはWEBデザインに必要なアプリケーション操作の習得です。Adobe社のアプリケーションであるDreamweaver・Illustrator・PhotoshopなどWEBデザインで使用するソフトは学生が買うには少々高いのです。

 
実際の作業を通してこれらアプリケーションに触れ、覚えることが出来たのは大きなメリットでした。
時給も学生のバイトとしては破格で、時給1100円をいただいていました。

 
また、会社の社長さんから就職活動をする際には企業を紹介する旨やなんならウチに来てくれと言われたのは嬉しかったです。

 

 

WEBデザインのアルバイトをしてみて苦労したこと、イメージと違ったこと

まず驚いたのが、自分で案件の中から作業する仕事を選ぶというところです。仕事を割り振られて作業していくというイメージがあったので、自ら仕事を選ぶということに責任感とプレッシャーを感じました。

 
また、仕事ごとに工数という作業時間が割り振られており、これをオーバーするとどれくらいのコストの損が出るのか等の情報が進捗報告システムに表示されていたので、常に作業時間に追われるストレスがありました。

 
あとは一日の拘束時間が長くなる場合があるということを知りました。私はアルバイトでしたので期間中は全て定時帰宅でしたが、私以外に定時で帰る人はほぼいなかったです。

 

 

現在就職してWEBデザインのバイト経験は使えている?

現在同じ会社にてWEBデザイナーとして働いていますが、アルバイトの時の経験が役に立っています。

 
入社したての頃から、実践的なコーディング技術でのサイト構築はもちろんアプリケーションの操作も苦労することなくこなせていました。

特に経験が活きたと思ったのが、工数によって一日のスケジュールを決めて動くようにしていたことです。そこが他の新入社員と大きく違いました。

 
タスクに優先度を割り振り作業していたことで最初からテキパキと動けていたように感じます。

 
在学時代には、WEBデザイン系のアルバイトはその1度しか機会がなかったのですが、他にもWEBデザイナーのアルバイトがあったらやっていたと思います。

 

それぐらい実践で得たものは大きかったのと、治験のアルバイトでお金をもらいながらWEBデザインのスキルを勉強できたのはとてつもなくアドバンテージでした。なんせ勉強している間も時給は発生し続けますからね。

 

 

 




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